この日はまず実家の軽乗用車のタイヤ交換から。
前日母が外出した際に縁石にぶつかったそうで、その弾みでパンクしたそうです。
兄と私の2人で作業しました。
私は4輪を運転しない(ペーパードライバー)なので全然知らなかったら、今どきの軽乗用車はスペアタイヤを積んでいないそうで…。
まずは軽トラのスペアタイヤを外して、軽乗用車のタイヤ交換すればいいのかと思ったら、いろいろとそうもいかず。
ドミノ式に3つのタイヤをぐるぐる交換することに。
タイヤ交換なんて、30年以上前、教習所で実技(集団でその様子を説明されるだけ)をやったけど、それ以来かも。
それと兄には「お母さんもそろそろ車の運転は怪しいってことだからね」と忠告しました。
次にブルーベリーの剪定。ブルーベリーは8株だけなので簡単です。
所詮サブ農産物ですからね。
昨年は手抜き剪定だったらしく、この夏の収穫シーズンはこれまた枝をかき分け、かき分け、収穫という状況に。
ゆえに強剪定となりました。
↑赤い葉っぱの木がブルーベリー。
剪定後の樹形ですが、これでもまだちょっと多くない?と感じます。
ま、どうせサブ農産物。
私が中学生くらいにはすでに植えられていた木を株分けして8株なんだそうです。
品種はよくわからないそうですが、ラビットアイ系。たぶんホームベルあたりだと思います。
切った太い枝は、アルミホイルの紙芯くらいはあったので、枝の更新はできたとは思います。
素人が強剪定しても、ブルーベリーだしなんとかなるンじゃあないか?というテキトー剪定でした。
このあとはずっとメイン農産物の剪定諸作業でした。
父のことで、兄が突然泣きながら「お父さんが苦しくても俺は1日でも長く生きてもらえるよう、延命措置をしたい」といい始めました。
どうやら兄の気持ちはまだそんな所をウロチョロしているようです。
前日、兄が父と面会したのですが、病院スタッフの態度が悪かったこと、ベッドサイドモニターが設置されたこと、ネブライザーが設置されたことがショックだったみたいです。
この病院スタッフの態度が悪いのは今始まったことじゃあないし、ネッの口コミでも山程の悪口が書かれているのたから何をいまさら…それを分かっていてこの病院に入院させたンじゃあないの。何を今さら…。
ネブライザーが何かよくわかっていない兄は、人工呼吸器を設置されていたと思い込んでいたみたいです。
私が「ネブライザーはお兄ちゃんも2年前に手術した当日とか翌日は使っていたでしょ?呼吸を楽にする薬を霧状にしたものを空気と混ぜているだけだよ」と言うと、兄がキョトンとしているのです。
続けて私が「お父さんは痰が絡みやすい状況なんだから、ネブライザーはやってて当然だよ。呼吸が楽になるし。今どき人工呼吸器を病院が勝手に設置することないから」と言うと、兄が気が抜けたのか再び涙ポロポロ。
あーもー。
50を超えている兄が涙ポロポロだもんなー。
ホント、ズルいよなー。
父の唯一の願いである延命措置はしない、これは私でさえも子どもの頃から何度も聞かされてきたこと。
だからこれだけは叶えてあげたかったけれど、兄が涙ポロポロだもんなー。
仕方がありません、兄が望む形にしてやるしかないか…。
私にとって父への唯一の親孝行は、延命措置をしないことだと思っていたけれど、それもできないのか、私は。
なにしろ父が1日でも長く生きていてくれないと、兄が踏ん張れないそうです。
兄は自身の病気のこともあって踏ん張りが利かないのなら仕方がありません。
兄よ、共依存とともに、そのお豆腐メンタルをどうにかしてくれー。
最期が近い父に余計な心配かけさせるなー。
そう叫びたくなる気持ちを、私はこのブログで吐露するしかありません。
次回も楽しくお手伝いしたいです。