交通:JR南武線武蔵溝ノ口駅から溝03系統で東急バス西明寺前バス停下車1分。
なお、第17番宝林山泉澤寺から徒歩7分ほど。
道順:【バスの場合】「西明寺前」バス停から「西明寺」交差点が見えるので、この交差点を目指す。
この交差点はT字路なので、角に床屋さんがあるのを見つけたら、その店の前に立って、赤色と白色の縞模様の進む印が見える方に進む。
その赤色と白色の縞模様がある角まで来て、左を見ると、「徳川将軍小杉御殿跡」と書かれた石碑と石仏の間の道を進むと山門前となる。
【第17番宝林山泉澤寺から徒歩の場合】泉澤寺の山門から「小杉十字路」交差点を目指して歩く。小杉十字路交差点をまっすぐ進むと「西明寺」交差点がある。
この交差点を左に進み、最初の突き当たりを左に進むと山門前になる。
宗派:真言宗智山派
札所本尊:十一面観世音菩薩
住所:神奈川県川崎市中原区小杉御殿町1-906
見所:バス停からの道程は、中原街道という江戸時代初期からある街道の醍醐味でもある鈎状の道だ。江戸初期に整備された東海道のなかで、川崎宿の開設は遅れていて、江戸時代初期は、この中原街道が東海道だった。江戸に入府する直前の鈎状の道路は敵の侵入を防ぐために設けられた。
また、この西明寺は、小杉御殿が設けられ、将軍家の鷹狩りの際の定宿だった。そんな歴史に触れられる。
グルメ:この近辺だけ、お店がほとんど無い。強いて言えば、「ことりどう」という駄菓子屋さんがある。お客さんは子ども達だけなので、大人が行くと懐かしいのかもしれないけれど、ちょっと気恥ずかしい。
調査:2014年2月24日