makoto's daily handmades

印刷機を作りたい その2

「印刷機を作りたい その1」の続きです。

前回、すでに既製品のゴム版を失敗したことを書いていますが、その失敗した理由や諦めた理由を書きます。

利用したのは、コクヨのナペタというお名前シール作成ツールです。

ナペタはすでに生産終了していますが、まだ在庫限りの販売は続いています。

手持ちのナペタ。

文字盤はゴム製。

本体(右下)の内部にゴムの文字盤をセットすると、メンディングテープの接着面にインクが付いた文字盤が押し当てられてお名前シールになります。

読みづらいですが、左下のがその文字がプリントされたテープを貼った紙。

電源不要で名前表示をするにはもの凄く手軽です。

でもこれは会社員時代に便利だっただけで、無職の私には使い道がありません。

 

そのでこの文字盤を使って印刷できたらいいな、と思いました。

これが製版時に紙と文字パーツ位置の確認をしながら、挟んでプレスするシート(仮称挟みシート)。

私には印刷や製版の知識がないので正式名称が不明です。

挟みシートは、手持ちのプラ板とクリアファイルを切り抜いて、マスキングテープで繋げ、プラ板の裏に薄いスポンジシートを貼り付けました。

 

とりあえず紙をセットして、ゴム製の文字盤を置いてみました。

インクは手持ちのモノがないので、とりあえず手持ちの朱肉を利用しました。

 

Aの文字パーツを印刷。

3回やってみて、成功は1回。

 

今回の試し刷りで分かったことは3つ。

1.挟みシートが柔らか過ぎてフニャッとなる。

2.文字パーツが柔らかくてフニャッとなって文字が2重になる。

3.そもそもナペタは性質上、鏡文字になっていないので、この方法ではアルファベットの一部しか使えない。

 

そのため今日は駅前の100均で挟みシートの素材になりそうなモノを購入してきました。

またクッキースタンプのパーツを探しましたが100均にはなく、近くの製菓資材店に行くと文字パーツの厚みが厚すぎて使えそうもありません。

 

そもそもどのくらいの厚さなら、パスタマシン印刷機を通過するのか?という規格さえよく分かっていないことに気がつきました。

今後どうなる、私よ。

(続く)

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