以前からMIFさんが行きたがっていた日比谷のかごしま遊楽館に行ってみました。
このお店は鹿児島県のアンテナショップです。
私は学生時代に鹿児島県に行ったことがありますが、思い返せばもう20年以上前のことです。
MIFさんは行ったことがないそうです。
今日は私にしては珍しく、多摩川を越えて山手線の内側まで行ってきました。
写真多め、長い記事なので、お時間があるときにお読みください。
まずは腹ごしらえで2階のレストランいちにいさんに行きました。
MIFさんがいただいたお膳。
おそば、黒豚のカツ、蒸し卵ご飯など。
私がいただいたお膳。
蒸し寿司、蒸した野菜や黒豚肉、豚汁など。
普段なかなか食べることができない郷土食メニューで、田舎を持たない私たちにはちょっと珍しい食事です。
今日の目的は、かごしま遊楽館で販売されているお菓子を買いに来ました。
MIFさんが何かで知って、前々から食べてみたかったそうです。
食事と買い物ですから、案外早くに目的を達成してしまいました。
日比谷には殆ど来たことがないので、少し散歩してみることにしました。
ゴジラがビルに登ろうとしている!
と言うのは嘘でーす。
かごしま遊楽館のすぐそばにあったゴジラ像です。
日比谷交差点。
奥に帝国劇場が見えます。
私とMIFさんは同じ高校に通っていましたが、観劇行事でここに来たことがあります。
その行事の翌日、観劇の主役だった女優さんが婚約発表して驚きました。
この交差点の先に見える石垣は皇居です。
日比谷公園もMIFさんは来たことがなかったそうです。
私は若い頃広報担当者の時、野外音楽堂?で行われた全国集会の取材で来たことがあります。
しかしそのまま霞が関のデモ行進の取材もしたので、公園内はほんの一部しか立ち入っただけでした。
今日、日比谷公園に来ようと思ったきっかけは、この看板を見てみたかったから。
日比谷公園は、伊達政宗終焉の地なのだそうです。
体調悪化した伊達政宗がムリを押して参勤交代で上京したあと、ここで亡くなったそうです。
この看板は、仙台市によって三年前に設置されたそうです。
先日、あるブログで「東京は少し歩けばたくさんの史跡がある」と書かれていました。
私も常々たくさんの史跡を見落としながら散歩しているなぁ、と感じていたので、地図上でこの看板を知ってからちょっと見てみたい…と思っていました。
かごしま遊楽館で購入した揚げたてのさつま揚げ。
家で食べるために購入しましたが、ガマンできず公園内でパクついてしまいました。
揚げたてアツアツで、お腹いっぱいだったはずなのに別腹扱いになりました。
ここは旧公園事務所だそうで、今日は結婚式会場で貸し切りに。
ステキな建物でした。
日比谷公園は近代的な洋式公園が出発点だそうです。
松本楼。
公園内に埴輪発見!
思わず「ハニーだっ!」と声に出してしまったのですが、聞いていたのはMIFさんだけでした。
こちらは日比谷公園と姉妹公園である宮崎県の公園から贈られたそうです。
ちょっと不思議だな、と思うのは、埴輪は全国的になんとなくデザインか似ていることです。
日本の風土は様々なのに、どうして交通の便が悪かった弥生時代に、同じデザイン?もっと個性的でもいいのになぁ、と感じます。
おや?何だかたくさんのテントがあります。
イベントでしょうか?
テレビドラマでも有名な日比谷公園の噴水を見たかったのですが、イベントで立ち入ることができませんでした。
ビールイベントのようです。
8月になってから雨が多い東京。
ビアガーデンは盛り上がりに欠けると報道を目にしたばかりです。
神奈川県は東京ほど雨は降っていませんが、すっきり晴れた日が少ないです。
こんなイベントがありました。
今年は涼しい日もありますが、東京オリンピックは真夏です。
選手が心臓発作や熱中症等を起こさないか少し心配なのとともに、街を彩る草花もしんどそうです。
先ほどネットで検索したら、ここは過去に近衛師団の練兵場だったそうです。
その前は大名の上屋敷(皇居のすぐ近くです)。
だから広くて平らな場所が多いのでしょう。
この辺りにはたくさんのトンボが飛んでいました。
呪文のような彫刻がある石にビックリ!
スカンジナビアからの北極航路が出来て10年を記念した石碑だそうです。
ゴロンっと転がっていて驚きでしたが、南極観測船「ふじ」が持ち帰った南極の石。
あまり見たことがない石の種類で、砂の層がありました。
もう少し、地学を学んでいたら、楽しくなるのだろう、知識不足とは本当に散歩の楽しみが少ないなぁ、と思うばかりです。
奥に石垣が見えます。
日比谷見附(ひびやみつけ)という物見台の役割があった石垣です。
見附の石垣です。苔むした感じが良いです。
丸に八のマーク。どなたが普請したのだろうと気になります。
ちょっと見えにくいですが、三角とちょっとした線が書かれています。
すぐそばにホセ・リサール博士の胸像がありました。
フィリピンの英雄で、独立のために尽力された方だそうです。
日本ではそれほど広く知られていない方ですが、こういった像によって調べてみるきっかけになるし、散歩は知らないことへの興味をかき立ててくれます。
さて見附に登ってみます。石垣の組み方に目が行きます。
見附の上にはベンチが据えられていて、公園を高台から俯瞰できます。
目の前て鳩が堂々と歩いていました。
少しの時間の散歩でしたが、この公園に来る機会があって良かったです。
昔はここでデモ隊が押し寄せたり、災害時には避難場所になったり、歴史に登場する場所だったり…。
今は平和な都市公園の1つです。
いつまでもこの公園が、都心のオアシスでありますように、と願います。
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