私の生活圏で指名手配犯のポスターは滅多に貼っている場所はありません。
交番や警察署の前くらい?
ところがMIFさんの実家付近はどういうわけか駅とかに貼り出してあります。
指名手配犯のポスターはたいてい厳つい男性の写真が多いもの。
ところが笑顔の男性がいて、非常に違和感がありました。
こんな屈託のない笑顔なのに、指名手配されるような犯罪をするものかしら?と。
漫才師の三四郎の小宮さんに似てるなー、と思うのも、たぶんその笑顔のせいなんだろうな、と。
その指名手配犯が最期は本名で過ごしたいと、犯人しか知らないことを話しているとのこと。
あの笑顔は嘘偽りのない本名の頃の笑顔なのかもしれません。
私の記憶にないくらい幼い頃に犯罪をした指名手配犯。
私の生きてきた期間丸ごと偽名で生きてきたのか…。
驚きもあるけれど、最期を前に本名を名乗るのはズルいとも思うし、一方で告白せずにはいられなかったなかった心情にもほんの少しの同情もあります。
現世をどう生きるのか、を改めて考えさせられる事件です。