今日もいいお天気!
お客様は少な目でしたけれどねぇ…。
そして今日もデータ修正作業がはかどりました。
去年の秋から始めて1年くらいで主だったモノは終わるかなぁ、と思っていたのですが、このままだと終わらないです。
私が担当している資料の修正が終わるのは、あと3年くらいかかりそう…と試算してみました。
3年後の私の雇用主はどちらの企業かしら…。
今の雇用主が指定管理者制度で落札していないと、別の業者が指定管理者になっているころだわ…。
この意味、とっても深いのです。
非正規雇用で働く今の状況では、いくら頑張ってデータ修正しても、それが将来役立つ様子を見届けられるかはわからないものねぇ…と。
かといって、私の性格からいうと妥協できないモノねぇ。
元々、今どきの文化施設の雇用なんて、滅多に正規雇用はないし、館長が非正規雇用が普通のことです。
学芸員さんも非正規雇用が当たり前、正規雇用なんて滅多に求人すら見かけないのが現状です。
責任を持ってしっかりと研究発表する環境が整っていない現状に、この業界は大丈夫なの?と思うことも多々あります。
この先、AI等により多くの職業が駆逐されると言われています。
私が正社員で働いていた企業の業界の場合、業務の7割は将来人間が担うことがなくなると言われていました。
文化施設の業務は、AIに仕事が駆逐されることはないだろう、と私は考えていましたが、最近は考え方が少し変わってきました。
もしかしたら、だいぶAIに置き換わるかもしれない…と。
例えば書籍の資料について。
書籍発行時に、国立国会図書館が監修した登録データをセットで図書館向けに販売(書籍代金+α)して、全国の図書館システムにそのままインストールできたとしたら…。
たぶん全国規模でこれができたら、図書館雇用の四分の一は不要になります。
例えば文化財について。
その来歴をすべて画一化した電子データにでき、一元管理できたのなら、学芸員さんの資料保存と管理の業務は格段に簡単になります。
もう15年くらい前だったでしょうか、農薬の不正使用やBSE問題等により、農業界や酪農界では、トレーサビリティや生産情報ユビキタスなどと盛んに言われていたっけ。
将来的には、文化施設でもAIを駆使して保管資料等に役立てられるのだろうな、と予想しております。