makoto's daily handmades

漫画「川越の書生さん」1巻を詠む

幹本ヤエ著。

全国的には知りませんが、今年話題になった映画の1つに「翔んで埼玉」がありました。
埼玉県自虐ネタが満載の映画は、それはそれで埼玉県出身者の哀愁のように感じるモノの、同じ旧武蔵国に住む神奈川県民の私には、計り知れない薄暗さを感じました。
なるべくネタバレしないように感想を書きますが、ネタバレを好まない方はこれから先はお読みにならないことをお勧めします。


さて、今回の漫画は、埼玉県川越市の芋菓子屋さんが舞台です。
タイトルも表示も明治か大正かと思っていたら、舞台は現代でした。
川越市は江戸時代からのサツマイモの産地で、江戸市中に焼き芋ブームを作った原動力になった地域です。

私の親戚が川越市の観光名所「時の鐘」までほんの少し歩いて行ける場所に住んでいます。
でもそのお宅に行ったのは、独身時代に1度だけです。
そして観光地のど真ん中に住むのは大変だな、と思う場面が多くありました。

漫画の中でもやはり観光地で生活することの難しさが書かれています。
土日は身動きが取れない程の混在とか、地元に長く住む人は観光地には行かないとか、東京からほどよく離れて日帰りできる観光地なのでテレビ番組で取り上げられやすいとか。

町歩きや観光ならとても魅力的ですが、やはり住むのには多少の苦労もあるのだろうな、と感じます。

まだ1巻ですが、川越の町並みを歩いて見て回りたくなるような魅力がありました。
次の巻も楽しみです。

コメント一覧

makoto-hizikata
せしおさんへ
パタリロはまだ連載が続いているそうですね。
小学生の時に近所の同級生が貸してくれたのですが、彼女はまだ集めているのかな?と思い出しました。
secio11000
パタリロは何巻まで買ったっけかな~?
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