昨日は、駅前まで行ったついでにモミジの紅葉を見てきました。
私の生活圏で一番赤く紅葉するモミジ。
種類はノムラモミジ。
ノムラモミジは、「野村」ではなく「濃紫」が当てられる漢字だそうな。
春先は濃い紫色で芽吹いて、夏には緑色になって、散り際は真っ赤。
忙しく駆け抜けるんだねぇ、と得心しました。
真っ赤なノムラモミジのすぐ隣にイロハモミジ。
ここのイロハモミジは、私の生活圏で一番最後に紅葉が始まります。
てっぺんの紅色から柿色、黄色を経てわずかに緑色のグラデーションがとても見事です。
今年は台風の影響がなかったので、ここまできれいで葉数が多いのは3年ぶりくらいです。
この一角は、昼間に1~2時間だけ日陰になる時間帯があるせいか、毎年ご近所では一番最後に紅葉しますが、じつは一番見事な色合いだと感じています。
今年はこのすぐ近くにスズメバチの巣ができたので、歩道側からしか見られませんでした。
でも太陽光を浴びてとても輝いて見えて、私には今年も暮れてきたな、と実感する風景でした。