久々に実家のお手伝いです。
メイン農産物の剪定が始まりました。
兄が各果樹の剪定をするので、私は切り口に癒合剤を塗布していきました。
母は地面に落ちた剪定枝を太枝切りハサミで切り分けていく作業でした。
癒合剤塗布が一段落したら、今度はコンフューザーを棚から外す作業でした。
コンフューザーは、括り付けてある赤いモノ。
交信撹乱剤といって、特定の害虫のメスのフェロモンを垂れ流す薬剤が染み込んでいます。
これによって特定の害虫のオスがどこにメスがいるのか分からなくなってしまい、交尾ができません。
よって繁殖できず、果実に卵を産み付けることが無くなります。
よって農薬散布の回数が減らせるという役割があります。
なによりも交信撹乱剤は、人体には害はなく、この赤いモノも、素手で扱っていいンです。
ただし、ハサミを使って取り外すので私は革手袋を使いますけれどね。
間違ってハサミで指を切ったらケガしますからね、ケガ防止のための革手袋です。
でもねぇ、農業のことを何にも知らない方にしてみると、手袋は薬剤で手がかぶれるから使っていると思われることもしばしば。
作業用の革手袋はハサミや道具の滑り止め用か、ハサミ(刃物)のケガ防止用が殆ど。
薬剤の場合は、厚手のゴム手袋を使うンですものなんですけれどね。
この後、昼休憩を挟んで、午後は果樹園の外周の刈り込みをしました。
住宅に面している場所なので、日中の時間帯でないとチェーンソーが使えない場所です。
兄がチェーンソーで刈り込んで、それを母と私が片付けていく、という手順でした。
住宅の玄関に面した場所ですから、丁寧に掃除をしないとご近所さん方にご迷惑をかけてしまいますから、神経を使わざるを得ません。
それからまた果樹園に戻って、兄が剪定した枝を太枝切りハサミで切り分けました。
この日から新調した長靴を履いたのですが、安全靴の機能もあるので重いンです。ゆえになんだかちょっと疲れました。
それにサイズがちょっと大きいンです。
冬は中敷きをいれたり、厚手靴下やレッグウォーマーも履くから多少大きくてもなんとかなるものです。
足の指にしもやけを作らないよう、いろいろ対策もしています。
夏にはちょっと向かない長靴ですが、その頃はまた新しい長靴を新調しているかもしれませんね。
その新しい長靴が、1日で泥だらけになりました(苦笑)
それだけ頑張ったンです。
次回も楽しくお手伝いしたいです。