今日も混雑気味。
そして今日もケータイを首から提げた女の子が1人で資料室にやって来ました。
前にも見かけたことがありましたので声をかけました。
「今日は1人で来たの?おうちの人は?」と。
すると「お父さんがここで待っていなさいって」と答える女児さま。
ああ、お父さんか…。この前もお父さんがここに放置していったモノね。
でも今日はちょっと様子が違います。
なんと後でお父さんがケータイに電話してきたら、建物の外まで自分で行くンだって!
お父さん、とうとう資料室までお迎えすらしないのかい(怒)!
そこで私も女児さまに聞きます。
「この前、妹さんも一緒だったよね?今日、妹さんは?」
女児さまは「妹は習い事だから、それが終わるまでここで待ってる」と。
僭越ながら、「オヤジめー!」と叫びたいです。
女児さまのお父さまへ。
あなたのお嬢さんはとてもいい子で、賢くて、素直で、物わかりがいいです。
スタッフの言うこともちゃんと聞きます。
騒ぎませんし、とても上品です。
でも、このかわいい子を1人で手洗いに行かせるの?
お嬢さんはお手洗いだって1人でいけるでしょうけれど、女子トイレのすぐ隣は男子トイレだし、こういう施設は必ず障害者用トイレがあります。
もし知らない人に連れ込まれたらどうするんだよっ!
って、ことです。
文化施設ってのは、なにも文化に親しもうって人だけがいらっしゃっている訳じゃあなのです。
いつでも誰でも集ったり、楽しい時間を過ごすという施設であると同時に、そのスキを狙った犯罪者だってやってくるのですよ、ホントに。
そのため女児さまには「お手洗いに行きたくなったり、水筒のお水が飲みたくなったら、オバチャンに声をかけてね。あなたなら一人で行けるとは思うけれど、急にいなくなるとオバチャン心配だからね」と。
またこの女児さま、とっても素直でかわいらしく「うん」って。
世の保護者のみなさま、日々お子さん達と向き合うのは大変だとは思いますが、文化施設に置き去りにするのだけはホントに止めていただきたいです。
うちの子に限って…と思われるなら、それは大間違いの元です。
どんなにしっかりしているお子さんであっても、親切にしてくれて、笑顔を向けてくれるなら、たいていの子どもは、知らない人についていきます。
お父さま、お嬢さんが大切なら、置き去りにしてはいけませんよ。
あなたのお嬢さんはとてもかわいいです。
他人の私から見たってかわいいのですから、犯罪者から見たら、よだれが出るくらいかわいいくて、手に入れたくなるくらいなんですよ。
お忙しいとは思いますが、お父さまや保護者のどなたかのの目の届く範囲にお嬢さんを置いてください。
ケータイだけの繋がりではなく、ぜひ目の届く範囲にお嬢さんを居させてください。