私が大河ドラマを録画してまで観るのは「西郷どん」以来です。
近年の大河ドラマでは「真田丸」を超えて面白いと思ったモノがありません。
私は日本史好きで、元々幕末~明治初めが好きです。
でも大河ドラマは戦国時代末期~江戸時代初めを取り上げたモノが好きです。
「西郷どん」は元々好きな時代ですが、ドラマとしてはあまり好きになれないままだったとの印象でした。
さて「麒麟がくる」はとても期待を持って放送を楽しみにしていました。
その分、最初から面食らうことが多かったです。
冒頭に西暦が漢数字で表示されますが、「千五百四十七年」との表記。
「一五四七年」でも無ければ和暦併記も無いんだ…。
明智庄の空撮(ドローン風)がとても違和感がありました。
野党がはさがけしている稲束に付け火するか?とか。
歴史学を学んでいると、米を強奪はしても、米に付け火はしないことは朝飯前に分かること。
米は生産力、生産力は経済力、経済力は軍事力。
例えれば、銀行強盗が盗もうとしている札束に火を付けて燃やすことと一緒です。
そんなことする強盗はどれだけアホなのか、ということです。
ここまでで私は「大河ドラマは史実ではないし、所詮ドラマ」と割り切って観ようと思いました。
※「真田丸」も割り切ったのでとても楽しめました。
MIFさんが何度か「誰だ、この脚本書いたの!」と呆れていました。
そうよねぇ、「鉄砲」は無いわよねぇ、当時は「種子島」が一般的呼称だものね。
しかもアメリカの開拓時代じゃああるまいに、野党が鉄砲を所持するはずないものねぇ、と。
言葉使いも意外と現代風で、当時美濃国から大都市の堺に行ったら、まず言葉が通じないだろうに…と。
気になるところはあまたあれど「ドラマだから、フィクションだし」でスルーすることにしました。
さて「真田丸」の時Twitter上では、BSプレミアムの放送を「早丸」、NHK総合を「本丸」と呼ばれていました。
今回は、BSプレミアムが「一番搾り」、総合が「本麒麟」になるのかな?と予想してみました。
でもキリンビールのサイトを見たら、一番搾りはビールですが、本麒麟は新ジャンル飲料だとか。
それなら私は密かに「一番搾り」「本麒麟」と呼ぼうと思います。
今回の大河ドラマ、第1話は違和感があったモノの久しぶりの戦国時代ですし、ぜひ見続けたいです。