makoto's daily handmades

祖母は椎茸髪

昨日、今年1月に行ったきりだった実家に行きました。

とりあえず、祖母と両親のワクチン接種が完了、実家の家業の繁忙期入るのでその前に…と。

両親とは畑の作業小屋前で会って会話して、その後に実家にいる祖母に挨拶だけと思って立ちよりました。

 

私は実家の家屋に上がり込む予定が無かったのですが、いくら呼びかけても居るはずの祖母が出てきません。

もしや…と思うようなお年頃の祖母。

仕方なく勝手に上がり込んで居間に向かうと「ちょっと休んでいた」という祖母がボーッとして起き上がってきました。

ああ、悪いことしちゃったなぁ。

 

そして、祖母を見てビックリ!

思わず「ばあちゃん、髪が椎茸みたいな色だよ!」と言っちゃった!

今年初めに会った時(玄関先で新年挨拶だけ)は、黒く染めていたのですが、もう年だから白髪染めを止めて暫く経つそうです。

祖母は自宅で白髪染めをしていたのですが、私が小学生くらいから、時々耳の後ろや後頭部等の手が届きにくい所の毛染めを手伝っていました。

子どもだった私は「どうして自分一人でできないのに白髪染めするの?」と聞いたことがあります。

すると祖母は「だって染めないとお婆さんに見えるから」と答えました。

子どもの私には、祖母はもうお婆さんなんだからどうして染めるのか益々分からず…。

今なら分かります、女心よね~って。

 

でも、白髪染めをやめてしまったので、私には未知の祖母の姿を見ています。

だって私が物心ついてから、一度も祖母の白髪頭を見たことがないからです。

 

祖母の髪は、まだ全部の色が抜けている訳ではなく白髪と染料が相まって、椎茸のひだの部分みたいになっています。

それがあと数か月で真っ白になり、カットをすれば形も整います。

そうなれば、祖母の変身姿を見られるのか、と正直私が楽しみです。

ん?変身姿…?

イヤイヤ、本来の姿に戻るのですね。

アラフィフの私には、この年になって祖母の未知の姿を見られるだなんて思ってもみなかったです。

祖母は93歳を過ぎても、家事もこなすし、農作業も手伝っています。

本人曰わく「こんなに元気な93歳はいない」と豪語しています。

うんうん、私もそう思っています。

椎茸髪から、エノキダケ髪になることを楽しみにしています。

いいや、祖母は背が低いから、ブナピー髪と言うべきかも。

 

※祖母と私の年齢差は少なめです。アラフィフの私の年代では、自身の祖母が健在の方は珍しいし、私と祖母はこれまでの人生で何度か親子に間違われたこともあるくらいです。

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