実家の直売所のお手伝いが終了したのとMIFさんのお休みが重なったのでちょっとドライブに連れて行ってもらいました。
神奈川県箱根町の箱根ガラスの森美術館を訪れました。
↑今回の展示で目についたのはコレ
以前からあったようにも思うのですが…。
だいたい1センチ角くらいのいろいろなデザインのパーツです。
1つ1つはイヤリングやペンダント等のパーツに使われそうな可愛い動植物の標本のようなモチーフ。
それをコツコツ作り溜めて標本箱のような表現をしていまして。
20年以上かけてモチーフを作りためたという感じです。
なかなか見応えがありましてね、見入ってしまいました。
そしてレストランでいただいた栗のモンブラン。
私は栗が好きだし、モンブランも好きです。
中にアイスクリームとシフォンケーキと焼きメレンゲが入っていました。
栗の部分が思っていた感じと全然違っていまして。
サクッとしているというか、サラサラしているというか、私が知っているモンブランとは違っていてビックリしました。
ここから乙女峠を超えて静岡県御殿場市のとらや工房へ。
今回は無花果の水羊羹をいただきました。
先日までいちじくを直売所で販売していた私は、いちじくこそ新鮮なうちに生で食べることが極上の贅沢と思っていました。
水羊羹って??
と思っていましたが、これもすごく美味しかったです。
どのような手順なのかはわかりませんが、水羊羹の部分にもいちじく特有の風味がありました。
果物は何でも新鮮な生の状態が一番美味しいという信念は変わりませんが、こんな美味しい加工方法もあるのね、と発見することができました。
ただし、やっぱりこれはプロの技です。
素人にはちょっと難しそうな技術があるのでしょう。
いちじくも日本で一番収穫されている桝井ドーフィンではないようにも思いました。
帰り道に高速道路から見た東京や千葉方面の空を見ていたら、入道雲が見えました。
もう9月半ばなのに…と今年の猛暑を思い返しました。
私の実家はまだ果樹園を維持できていますが、栽培品種の中にはすでに気候が合わないのかな?もう生産が難しいかな?と思うものがありました。
近隣の果樹園でもここ5年くらい不調の品種が増えてきているそうです。
違う品種に植え替えをしてくれればいいのですが、そのまま閉園したり果樹園から他の作物に切り替えたり。
先細りな地元農業にちょっと思いを馳せる秋の空模様でした。
今回も遠くまで連れて行ってくれてMIFさんありがとうございました。
☆20230917追記☆
小さなガラスパーツの額装について「絵心経では?」と尋ねていただきました。
タイトルを失念しましたが、経典では無かったはずです。
ですが、見れは見るほど絵心経と解釈してもいいンじゃあないかな?と思ってきました。
このガラスの額装が現代アートである以上、観る人に解釈を委ねています。
観る人によってそれぞれを感じていくのも面白いなぁ、と。
また鑑賞する機会に恵まれたら、今度は絵心経として鑑賞してみたいと思いました。