家に余っている布地や素材だけで作ろうとしているので、量産を始めてちょいと困ったことがあります。
それは耳かけゴムの件。
トップ写真の右下の完成品は昨日作成のモノ。
10年くらい前に購入したマスクゴムがあったのですが、それなりに劣化しているのか、私が作った布マスク本体が重いのか、少し心許ないです。
ゴムを短くすると耳に食い込んで痛そうだし…。
小さい字で申し訳ないのですが、このゴムの伸び率は250%。
片側の耳かけゴムはだいたい30センチ。
手持ちのゴムを30センチに切って、伸ばすと60センチ弱で限界になりそうです。
つまんでいる部分があるとはいえ、実質伸び率200%が限界かな。
それならば、代替ゴムを自作しようかなと思い立ちました。
研ナオコさんがズパケッティ(ニット地を裁断して作った毛糸の一種)で代替ゴムを紹介しています。
またストッキングやTシャツ等のニット地を裁断することも広く知られるようになりました。
私は新たに素材を購入せずに作りたい、マスクはできれば煮洗いや漂白できるようにしたいという希望があります。
そこで余っていたレース糸で編むことにしました。
たぶん15年くらい前に購入したオリンパスのレース糸。
細くて老眼が進んでいる私には使いづらい太さの糸です。
商品表示では漂白剤に×印がありますが、たくさん余っているので試作として作ることにしました。
試作品。
上の写真の編み図を書き出してみました。
写真上は、レース針No.8で鎖編みをひたすら編んだ後、その紐状の鎖編みをかぎ針2号で再び鎖編みにします。
伸び率は140%くらい。
写真下は、かぎ針2号で鎖編みを編み、2目立ち上げを編んだら、2段目は鎖編み1目と長編み1目を交互に編みます。
伸び率は120%くらい。
どちらも伸び率はイマイチ。
そしてレース糸は少し固いので耳裏に擦れてこれは痛そうだっ!
ガッカリの仕上がりです。
編み糸はたくさんあるあっても、ウール等はけば立ちがあります。
レース糸が1番いいかと思いましたが、仕上がりがイマイチなので、もう少し工夫が必要です。
楽しみながらマスク作りをしていますが、思わぬところでスッ転んだ気分です。
ま、スッ転んでも骨折はしていないので、また立ち上がって取り組んでいきたいです。