 | 野村監督に教わったこと―僕が38歳で二冠王になれた秘密―山崎 武司講談社このアイテムの詳細を見る |
2007年に38歳で見事43本塁打、108打点で２冠王に輝いた楽天・山崎武司が書いた本。図書館で借りて読んだ。
本の中で正直気持ちが悪いほど野村監督を持ち上げている。
キャンプなどのミーティングでは、野球の話はもちろんだが「野球を辞めてからの方が人生は長い」と人間教育にも務めているそうだ。それを読んだ時に、
選手を教育する前に、嫁を教育しろ！
という知り合いの言葉が浮かんできた。最近嫁さん見ないけど…。
山崎は見た目どおりヤンチャで、中日時代には山田監督、オリックス時代には伊原監督とうまくいかなかったらしい。
特に伊原監督とは監督室で大ゲンカしたエピソードが書かれている。ここまで書いていいのか？というくらい。
こういう裏エピソードは見てて面白いよね。
楽天は今年Ａクラス入りが期待されながら５位。来年は野村監督も間違いなく最後の年になるだろう。山崎は、
監督を胴上げしたい
と書いているが、彼が３冠王になるくらい打ってもそれは無理だと思うなあ。
でもＡクラスにはなれるかもね。うまくいけば。