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‘攻め抜いて勝つ’ことができるだろうか

2014-06-15 06:39:23 | サッカー
まもなく日本対コートジボワール戦が始まる。日曜日の午前10時キックオフということで、おそらく視聴率は50%を超えるのではないだろうか。

この前NHKで特集番組をしていたが、ザッケローニのサッカーはDFラインを高くしてFWとの間隔を20メートルとコンパクトにして内田、長友といったサイドバックの選手もガンガン攻撃に参加させるサッカーだ。
選んだメンバー23名のほとんどが攻撃的選手で、メンバー発表会見でも「攻撃的サッカーを貫く」と宣言している。

前回の南アフリカW杯でも攻撃的サッカーをやろうとしたが、直前の親善試合でまったく勝てず、本田をトップにした守備的サッカーを岡田監督は選択した。そのため、不動の司令塔だった中村俊輔はスタメンから外れた。俊輔が守備に不安があるからである。

守備的な布陣で臨めば世界相手にある程度、結果を残せることは証明できたが、選手たちからは直前で守備的にせざるを得なかったことに悔しさがあったという。
極論を言えば、それは初出場のフランスW杯(98年)で証明している。堅守速攻でアルゼンチン相手に敗れはしたものの、1点しか許さなかった。だが3試合で1点しか取れなかった。

ザックは言う。「私は守りを固めてカウンターをするサッカーをするつもりはない。勝つだけならそれでもいいが、それでは成長がない」と。イタリアのサッカーというとカテナチオと呼ばれるように守備ありきのサッカーだが、ザックは違う。ウディネーゼの監督時代、FWを3枚にする攻撃的サッカーをして好成績を収めたザックはイタリアでは‘異端児’と呼ばれている。

かくして日本は5回目のW杯で初めて攻撃的布陣で臨むことになった(正確に言えばジーコの時ももそうだったと言えるかもしれないが…)昨年のコンフェデレーションカップでは3戦全敗。イタリアから3点取るなど攻試合は演じたが、結局3戦全敗だった。
あれから1年。日本は結果を残すことができるだろうか?これで結果を残せれば日本は次のステップへと進めるで、ぜひ決勝ランドに進んでほしい。

さあ、まもなくキックオフだ。


ちなみに私はこの試合のキーマンは不調が伝えられる本田だと思う。彼の活躍なくしては勝てないだろう。

ゆだねて束ねる ザッケローニの仕事
増島みどり
飛鳥新社


ザッケローニの哲学
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PHP研究所






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