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基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

サッカーのルールを変えた王様・ペレ

2014-06-21 19:31:13 | サッカー
皆さんは4年に1度の祭典・サッカーW杯のブラジル大会に夢中になっていることでしょう。
かくいう私も…、と言いたいところですが、仕事が忙しくなかなか見れません
最初から最後まで見たのは日本コートジボワール戦だけ。まあ、私の場合、代表よりクラブの試合の方が好きというのもある(青く染まった埼玉スタジアムより、赤く染まった埼玉スタジアムの方が好き)が。

サッカーの監督の仕事の重要ポイントに選手の交代がある。36歳となり90分間動けないドログバをスタメンで使わず、流れを変える切り札としたコートジボワールのラムシ監督の決断は称賛されるべきだろう。

だが100年以上歴史があるサッカーにおいて、この選手交代が認められるようになってからまだ50年も経ってない。
それまでは‘サッカーは11人でやるもの’として例え負傷者が出て、プレー続行が不可能になったとしても代わりの選手を投入することができなかった。

だが1966年の第8回イングランド大会のある出来事がきっかけでルールが変わった。
この大会、ブラジルは大会3連覇を目指していたが、ポルトガル戦でサッカーの王様・ペレが相手の執拗なラフプレーに遭い、負傷退場。当時のルールで1人少ない戦いを強いられたブラジルは1対3で敗れ、3連覇はならなかった。

試合後、敗戦のイライラとラフプレーをしても何もしない審判にさすがの王様も「二度とW杯には出ない」と激怒。
この発言にFIFAも動揺し、次の大会(70年のメキシコ大会)から選手交代が認められ、イエローカード、レッドカードが提示されるようになった。

この事を知ったのはある深夜番組を見たからなのだが、こんな出来事があったとは想像もしなかった。
負傷退場しても、交代が認められないなら、勝つために相手のエースを‘狙い撃ち’にするわな。


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3 コメント

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戦術的交代 (kobby)
2014-06-21 21:23:40
最初の頃の交代は負傷者の補充でしたが、74年西ドイツ大会で西ドイツ代表が当時二人だった交代枠を使って戦術的にやり方を変える采配をしたことがあります。今は選手交代は監督の腕の見せ所ですが、戦術的交代をしようという発想が、実は40年しか経っていない比較的新しい発想なのは歴史は面白いです。
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kobbyさんへ (MAKOTO)
2014-06-21 22:41:40
100年以上歴史がある中で、戦術的交代という発想がまだ40年しか経っていないというのが、面白いとこですね。
最近は本屋に行くと、よくサッカーの戦術について書かれた本が並んでます。私も何冊か購入して読んで、勉強中です。ブログでもサッカーの試合について詳しいマッチレポートが書ければ、と思ってます。
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Numberにもあります (kobby)
2014-06-22 20:11:16
私のサッカーの戦術分析は、もちろん元ネタがどこかにあるケースが多いです。欧州ものは大抵Numberが欧州サッカー特集をやるときに得ています。浦和ネタは自分で考えていることもあるので、本当にサッカーをわかっている人が見たら、疑問がある可能性もありますが、そういうときは迷わず進むことにしています。
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