今年は裸木になるのが遅い。まだ所々で赤狐色のクヌギが咲いたように頑張っている。でも濃い緑の尖り針葉樹がエバリだした。それでも木々のトンネルが透けて青空が見えるように。それに誘われて散歩。落ち葉はウネウネ山道の道端は落ち葉が堆く積もっている。色を失い朽ち葉色、カサカサ・こそこそ、ときおりそんな落ち葉のの山を蹴ってみる。トコトコ、ひんやり空気の中をそんな風に歩いていると、鮮やかな色のモノが。最初それは手袋かと思ったのですが、近づいてそれがカラフルな女の子用の5ソックスと。だれかが山道を歩いていて、脱いで落としていったと。枝に引っかけました。また歩き出します、カサカサ・ウネウネ。そして、又5ソックスが。今度は柄が違います。女の子の姉妹でもこの山道を散歩してたのかなと！又枝に。少し風がでてきて、５ソソックスがバイバイ！カサカサ・ウネウネ、そして３足目が、これも枝に。そして又カサカサ・ウネウネ。そしてフッと気付いたのです、ぜんぶ左足のだと。カサカサ・ウネウネ、道は続きます。
