
午後から、時雨雲が引き。都合三日の雨模様。雨雲たちのき、お陽サンばりばり!風がおこりだし、木の葉の斜め落ち。
おおっ!紅絹ってきたと。
\一応「紅絹」を確認検索してたら。(紅絹は単語登録しました。さぞかしわたしの辞書は変な漢字ばかりと)
比叡山が、ここ二日ばかりの低温。それに今朝の雨で急速に、柿はくすんでいたのが色づき、お山のアチコチで色づきだした。
それで紅絹モミ比叡山なんてかいて。モミという漢字を確かめる為に検索したら日本の色・甚三紅(じんざもみ)なんていうのに出くわした。
この謂われが、幕府の高価な紅花ご禁制とかで、安価の染められるもんとして出て来たとのこと。京の「桔梗屋甚三郎」が名前の由来。これだけでなんか話できそう。出来てるかな?船橋聖一の「悉皆屋藤吉」?なんていうのを思い出した。日本の作家達の箱入りの全集で、硫酸紙が巻いてあって、それを取り除き読み出し。麻の掛け軸のような表装の手触り思い出してしまった。今のプラスチック・ツルツルピカピか、ハードカバーのページをめくる、そういう触れる感覚が無くなってるなと。
とはいえ、姿勢を正して読まんとアカンというのが。今の世に受け入れられんとも。せやけど、お風呂の中で、ノアの箱船のように浮くハードカバーの本なんてやったら面白いやろな。
もちろん「ノアの箱船」はモチロン「15少年漂流記」「オデュッセイア」、日本やったら「浦島太郎」「赤い蝋燭と人魚」