正月3日、今年は三瓶町の賀茂神社では神輿巡行と御神楽が例年通り奉納された。
昨年はコロナの感染防止のため御神楽は中止であった。
本殿での御霊遷しの後、巡行が行われた。
御旅所は廃校となっている、二木生小学校正門前
巡行の後、御神楽の会場である公民館へ
三瓶町垣生の「垣生神楽部」による神楽が始まった。右端は賀茂神社の宮司
鬼のお面で演じている人?「鬼」は、この辺りでは「だいばん」と呼ばれている。
見物客の子どもと相撲をとったり、子どもを振り回したりと大暴れである。
その子供達の親は笑っているが子どもは必死で・・・・。
ずいぶん昔から、神楽の演目は決まっておりそのように行われる
宮崎県の高千穂神楽とか島根県の石見神楽とか全国には、数多くの神楽が継承されており地域の特色ある神楽が奉納されていると聞く。
「桃太郎」とか「鬼滅の刃」ではないが、鬼退治の匂いが漂ってはいるが演目によると「爺さん婆さん」や「大工とその弟子」などの滑稽な演目や「剣の舞」など多様な構成になっていて興味深い。
クライマックスは、大蛇退治である。
デッカイお顔の須佐之男命が大蛇と死闘を繰り広げる。
一番右に赤い着物で座っているのが天岩戸に隠れている天照大神
酒を飲ませて酔っぱらった八岐大蛇を須佐之男命が退治し、草薙の剣を取り出し
天照大神が天岩戸から出てこられて、めでたしめでたし ということで。
十分なコロナ感染防止対策のうえ、奉納した神楽が無事に終了した。
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