まめもっちゃんのひとりごと。

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温泉へGO! あらすじと感想  (第39話)

2008年10月23日 | 温泉へGO!
愛の劇場 温泉へGO!
39話 「けなげな女」



突然、やって来たのは修成の叔父親子・宗興(石田太郎)と隆興(瑞木健太郎)。
女将がいないような旅館で茶会を開くのは反対だと言い茶会を中止させるよう
家元に話をすると言う宗興に、修成は余計な口出しはしないで欲しいと言います。
その様子を影から見ていた千尋とみなみは、薫を女将に仕立て上げるようと思いつきます。
一時しのぎとはいえ薫が女将役をすることに仲居たちは不満を漏らしますが
みなみは、修成の立場を考えて力を貸して欲しいと皆に頼みます。


温泉で遊び呆けている修成には次期家元になる力量はないと言い
息子隆興を家元に推薦したいと宗興は家元(修成の父雅宗)に話をしますが
隆興に跡を継がせるようでは、江月流も終わりだと笑い飛ばされてしまいます。

最初に予定していた場所を使えなくしたのも宗興の仕業だと修成は言い
支援者を取り込んだり、根回しをして江月流を乗っ取るつもりだと不安な様子。
それならば必ず茶会を成功させようと涼は大樹たちとより一層結束を固め
薫には女将役をしっかり務めるよう頼みました。


部屋で出されたお菓子に何の趣も無いと難癖をつけ薫を呼びつける宗興。
ここで引き下がったら家元の立場がないと判断した薫は板場に頼み
近くで採れたくるみを使ったくるみ団子を作らせ、急場をしのぎました。
ところが、仲居の会話から俄仕込みだということを知った宗興は・・・

家元が茶会の場所に選んだ旅館の女将は茶道の心得があるのは当然
是非とも茶室でお茶を点てて欲しいと薫にお手前をお願いしますが
まったくお茶の作法に自信のない薫は気が気じゃありません。
大変なことになったと、みなみは慌て千尋に助けを求めに行きます。


茶室到着し、いよいよお手前・・・というときに仲居頭役の千尋が登場
女将は右手が腱鞘炎のため、主治医からお茶を点てるのも禁止されていると話し
代わりに自分がお茶を点てるのはどうかと宗興に申し出るのですが
お茶の心得のない薫をかばう為の苦しい言い訳だと宗興は指摘します。
ところが千尋はそれに意見し、黙らせるほどのお茶を点てたのでした。

女将を試すようなことをして申し訳なかったと数々の無礼を謝る宗興は
まっすぐな性格の家元の変わりに、ここが茶会場所として相応しいのか
兄弟である自分が敢えて悪者になり、試させてもらったのだと言い
明日の茶会で使う「松風の茶杓」というものを薫に預けるのですが・・・






*感想や補足などなど・・・*
宗興さんの口癖 しょうしせんばん? ってどんな意味?

笑止千万
非常にばかばかしいこと、おかしいこと。また、そのさま。
また、いかにも気の毒なさまに用いられることもある。
▽「笑止」はおかしいこと。ばかばかしいこと。また、気の毒なこと。
「千万」は語の下に添えて、このうえなくその程度が高いことを表す。

う~ん・・・つまり・・・
そんな馬鹿馬鹿しいことはないって意味で使ってた?
もっと簡単に関西弁で言えば「あほらしぃ~」ってことかな?


宗興からまた何か言われないかと思ったみなみが入口の掃除をしていると
同じように考えた大樹も後からやってきて掃除をしながら会話をはじめました。
お茶会が成功し修成が跡を継ぐことになれば、家元夫人なんて柄じゃない薫は
旅館に残り女将となって涼と一緒になる。そうなればいいな。と言うみなみ。
えぇ~っ!!本当にいいの???そんなにすっぱり諦められるもの???
その健気さに大樹は感心していましたが・・・私としては納得がいかない・・・


茶室での宗興の言葉に「それはあまりにも言葉が過ぎるのでは?」と千尋さん
かっこよすぎます・・・惚れてしまいそう。ここぞというとき本当に頼りになります。
「道場破りでも道場主に戦いを挑む前に師範代と戦うものでしょう」だって。


いくらなんでも流派に伝わる大事な茶道具を預けるなんて・・・
予告では「旅館の中に泥棒がいる」みたいなこと宗興が言ってたので
あの茶杓がどうにかなってしまうんでしょうね。