社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

大好物のひとつ・・・子供時代の味

2013-11-06 09:28:33 | 楽しく楽しく
 幼い時分、母の実家から届くのを秋になると待っていたものだ。 柿と栗は大好物。 学生時には荷物にして送ってもらったりもした。 それを知っている祖母や叔母は地場の名産品でもある岸根栗(がんねぐり)も一緒に「送ってやらなきゃあねえ・・・」と言っては送ってくれていたそうである。 だから祖母や母が亡くなった今もなお、叔母は私に「好物だよねえ」と言って採っておき、遊びに行くのを待ってくれている。 腰の曲がった身体を一生懸命に使って採ったのだろう…と思うとなんだか目頭が熱くなる。 

 そんな柿や栗の木々もすっかり老木となり、最近ではほとんど採れなくなったり、実が小さくなったり・・・。 山で食べ物がないのであろう、イノシシや猿が競争相手になっているとか。

 昨年はあまり口に入らなかった柿。 でも今年は近所の友人宅の柿が大豊作だとか言っては、持ってきてくれる。 主人もそしてとくに次女が好物なため、もう大歓迎。 朝も夕食後もいただいている。 なんと贅沢なことか。 とにかく物凄い数である。 「これだけ木からもぐのでさえ大変な作業だろうに・・・」と言うけれど、「食べて」と言っては持ってきてくれる。 有難い!!

 柿や栗は私にとっては単なる好物なだけではない。子供時代を思い出す味なのである。


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