社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

2016-04-21 09:38:48 | 日々の生活で・・・
 今朝もいつものように、「お参りするよ」と言う主人の声で神様の前に座ると、主人が「生きとったあ・・・と朝起きた時には思うんだよねえ」とひと言。 私も思う。 朝起きると「ああ今日も元気に一日が始まる。 生きてるなあ・・・」と。 そして必ずとなりを見て、「よっしゃ、元気だねえ」と思って、カーテンを開けて、階下へ降りる。

 いつものこと、普段何気なく行っている普通に思えることのありがたさを感じながら、朝食を作る。 夜中に何もなく、いつものように朝が来ることの幸せ。

 昨日は一カ月ぶりの料理教室があった。 でも残念ながら7人。 自宅の車庫に車を止めて以前のように歩いて会館へ行った。 途中亡き友人宅前を通過する際に「おはよう。 一緒に行こうねえ。」と思いながら通過。 以前は自宅で栽培した野菜を料理で使うんだと言って沢山、山のように準備しては自転車で運んでいた・・・その姿が思い出されて悲しくなる。 

 家の事情で2人休みだった。 どうもご主人の具合が悪いとのこと。 いつまでも今の状態は続きはしないと言うことは分かっていても、寂しい・・・悲しい。 だからこそ笑顔でみんなが集い、少しでも楽しい時間を過ごしたい。 それぞれ「個」。 いろんな思いをしながら日々を過ごすが、それぞれが「個」。 ちょっとでもいい形で、生きていたいもの。

 食事の前に皆で黙祷をした。 亡き友人のために、そして熊本で亡くなられた方々のために・・・。

 終了後は、一番年長の長女宅へ伺い、お花や苗をいただき一息。「引っ越してしまったから寂しいよねえ」とおっしゃって下さった。 

 その後、自宅の庭で、主人が持ち帰ってほしいと言ったカンナの苗を掘ったり、留守宅を守ろうとするかのように元気に育っているセキチクのプランターを車に乗せたり。 長ねぎがもの凄く元気育っていることに感動しながら「よく育ってくれたねえ」根から掘り起こし、「一緒に転居だよ」と思う。 まあこれが声に出ていないから良し。 声に出始めたらかなり危険かななどと思ったり・・・。  

 そうこうしているとお隣の奥さんが出て来られて小一時間お喋り。 「やはり寂しいよ。」とおっしゃる。 私も同様だ。 何のかんのと言っても子供たちが幼い時分から、可愛がっていただき、私が具合が悪い時にも気を使っていただいたり・・・。 ありがたい人生の先輩。 「何やら音がするから、山椒の葉を渡そうかと思ってね。 出てきたの」とおっしゃる。
他愛のないいろんな話ができる人がいる事の幸せ。 当たり前に思っていたことがこんなにもありがたいことだとは・・・。 楽しいおしゃべり後帰宅する際には、可愛いすずらんを切って持たせて下さった。 良い香りに包まれて、人の心の温もりを感じながら帰宅。 

 居間の机に飾っている。 どんなことで最期のお別れになるか分からない。 今の状態は楽しかろうが、幸せであろうが、辛かろうがずっとは続かない。 

************  
岩国市、周南市、下松市、光市、防府市、山口市、柳井市、その他周辺地域の不動産に関してはご相談ください。⇒山口県岩国市岡村不動産鑑定事務所


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする