いろんな考え方があるが、ここ数年というもの「終活」とか言って、死ぬ前にきちんと後片付けをしておく方が良いような考え方が出回っていた。 その影響で私もきちんと物も処分して、様々なことが片付いた状態にしておかないといけないなどと気持ちばかりだが焦りともとれる思いがくすぶっていた。
でも先日、何やらでふと目に留まったのが、「暢気に構えて今を好きに生きなさい」という本。 死後のことはなんとでもしてくれる・・・というようなことが書いてあった。
これまで一生懸命に生きてきて、大変だったんだから自由に気ままに生きれば良い・・・という考え方。
なんだか気持ちが楽になった。 我武者羅に突っ走て来て、今度はその後始末に追われる？などとオーバーに構えてしまったが・・・。 どうにもしようがないものは何とかして迷惑にならぬように、ほんの少しずつ、ほんの少しずつ使い切ったり処分したり、それでよい。 それが生を全うしたという充実感にもつながるのかもしれない。
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