音読・・・

　本屋さんへ行くと様々な本がある。

　そんな中、目を引いたのが音読の勧め。

　加齢とともに滑舌が悪くなり、「おしゃべりも一呼吸おいて・・・」などと思う今日この頃。　以前はべらべらしゃべっていたが、最近は実にスロウ。

　他人様が猛スピードでしゃべるのを聞くと、疲れるし「なぜそんなに急ぐの？」と思えてしまう。　我が家はどちらかというと家族はみなゆっくり話す。　とりわけ長女は幼い時分からゆっくり。　「だからね～」「それでね～」「こんなだったんよお～」という調子だ。　その雰囲気は相も変わらずである。　でもこのゆったり感が実に好きだ。

　勤務していたころには時間との闘いで、「もっとゆっくり娘たちに付き合ってやればよかったなあ。　付き合ってやりたかったなあ」と後悔仕切りであるが、まあ今となっては致し方ない。　

　ゆっくり「こんな具合に話ができたらなあ～」と今はあこがれている次第だ。

　その思いは加齢とともに実現した。　まったりゆっくりである。

　　　

　加齢による滑舌の悪さボケを防ぎたいと、以前から新聞の社説などを音読していたが、それに加えて、今回小学生が使用するような「徹底反復　音読」というのを読み始めている。

　小学校の国語の教科書の内容のようなものから、「吾輩は猫である」「枕草子」「春望」など結構広いジャンルの文章を取り上げているのが気に入った。

　自身が読んでみて、呂律が回らないのにはびっくり。　これが現実なんだあ・・・。

　こんなのを小学生にスラスラ読んだりされた日には・・・びっくり仰天だ。

　意味も分からずに音読を繰り返していくことでやはり良い効果をもたらすのだあろう。

　「こんなのが昔もあったらなあ・・・。」

　中でも「古典」（高校時代に悩まされた文章）は、今となっては懐かしく、こんな年齢になって「結構好きかもしれない」などと改めて読んでいる次第だ。



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つんつるテン

　あっという間にというか知らない間に、”つんつるテン”になっていた。

　ご近所の畑をしておられるおばあちゃんからいただいたブロッコリーの葉っぱがほぼ全滅状態。

　庭に小鳥が来て「のどかねえ～」などと言っていた私。　お隣には大きなお庭があり庭木もたくさんある。　そのためだろうか様々な小鳥が来るので「よかったねえ。　こちらに来ても庭には結構小鳥が来るんだねえ～」とのんきに喜んでいたら・・・。

　しかもここのところの左腕の痛みのため必要最小限にしかお庭にも出ない。　草も伸び放題になる。　

　そんな数日前、家族が「ブロッコリーにヒヨドリが来ているねえ」という。

　非常に嫌な予感がして見ると、なんとなんと葉っぱが食べられほぼつんつるてん。

　娘にお願いして覆いの網を調達。　しかしなかなか！！　網をかけるのも大変な技が必要みたいで、網をかけても普通にヒヨドリはピーピー言いながら🍂を食べている。

　「えっ？？　きちんと覆いをして、隙間からも入れないように棒もたくさん立てたのに・・・」

　なんてことだろう。

　

　しかし「良いエサ場として我が家は貢献していたようだ」と思うと微笑んでしまう。

　まあわずかばかりのせいぜいが８本から９本くらいのブロッコリー。　まあされどされどなんだけれど・・・。　無農薬の収穫を期待したけれど・・・。　中心にブロッコリーらしきものが見えかくれしている。　葉っぱを食べるのであって、ブロッコリーは食べないのだとか・・・。

　すぐそばに植えてある友人からもらった花っコリーも多少同じような味なのかな？　食べられている。　

　朝夕庭を見ては「来てない？」と確認してはどこか楽しんでいる我が家。

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ようやく、ようやく・・・

　先週の土曜に納戸の大掃除をした。　それが原因だったのか、それまで右手が「四十？？？肩」だったのに、加えて左腕も痛くなりしかも今度は激痛。

　いまだに痛む。

　あれこれ悩んだ末、友人たちにもいろいろ聞いて、結局近場の鍼灸院に走った。　運転ができないため次女に運転してもらい通院。

　電気治療や鍼灸もしてもらい、２日間通ったが全く回復の様子は見られず。３日目には激痛のあまりのたうち回って夜を過ごした。

　３日間あまり寝られなかったため、頭は朦朧として食欲も減退。　痛みに耐えながら月末のお仕事をどうにかこうにかこなした。

　やれやれで、娘のお友達に聞いた広島の鍼灸院へ。　「ネットで口コミを見ても評判だ」というので、信じる者は救われる・・・。　その一心で電車に飛び乗った。

　針を肩から腕にかけて１０本くらい打って１０分くらい間隔をあけ、その繰り返しを３回。　計３０本くらいは打ったのだろう。

　帰宅時には何となく左腕が軽くなったように思えた。

　でももう２０年も前になろうか、腰痛で鍼灸も経験がある。　鍼灸治療が終了後、ベッドから起きるなりすぐに痛みが走ったこともたびたび。

　「信じるも信じないも・・・」もうとにかく痛みが少しでも緩和されれば良い。

　３０年もにはならないが、ずいぶん前に同じ痛みを経験したように思う。　娘たちが保育園からおたふく風邪をもらってきて、私には抗体ができておらず、妙な出方をした。　両腕、両手が激痛になったことがあった。　まさにそれと同じ痛み。　思い出すだけでも怖い。会議の途中腕をだんだんたたいて過ごしたが、耐え切れずトイレに行って、痛みのあまりしゃがんで腕をたたきまくっていた。　まさにあれと同じ痛み・・・。

　その時は友人の情報で「温灸」というものを生れてはじめて受けて、一発だった。　帰りの電車の中では爆睡。　すぐに良くなった。　まるで「嘘のよう」。　その後主人も同様な経験があり、腕が痛くなり、同じ温灸をしていただきすぐに回復した。

　そんな経験があり、今回もすぐさまその温灸をしてくださった方を探したが、病気療養中だということだった。　是非お元気になっていただきたい・・・。　

　そんなこんなでこのほぼ１週間はひどい目にあった。　腕は少し緩和。　痛みが和らいでいるように思える。


私の大好きなキュ-ピーと猫のお雛様を見てなごみたい・・・。

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