もたついている現状をニュースや新聞で知ると実に体によくない。
コロナのワクチンだ。
医療従事者にまだまだ十分に接種できていないという。
コロナで国が大変な状態になった時に、ワクチン接種は絶対必要だと当然なった。
昨年から十分時間はあったのではないかと思うと、何ともである。
コロナ禍で、国が自治体に任せ、放り投げた部分がかなり明らかになったが、それでもワクチンに関しては国内にないものである。 他国から手配するのは国の役目。
まだ十分にワクチンが届いていない時点から、接種券についての話が出て、予約制についての話も持ち上がった。 しかしそうした中、接種券がまだ届いていないというところもあったとか。 予約しようとすれば電話が殺到し繋がらない。 高齢者にはネットやスマフォは使い切れない現実。 致し方ないから窓口に殺到。 こうした状態になることは普通に考えたらわかるのではないか。 あまりにも大雑把で、後手後手。
それぞれの段取りと言うか、並行しての動きと言うのが咬みあわなさすぎである。
オリンピックもできることなら実施してほしいと願う。 しかしだ。 実施できるようにきちんとかじ取りをできなかった。 本気で実施するのであれば今の時点で国民全員がワクチン接種を終えているくらいでなければいけないのではないか。
まだ早すぎる時期から、「GO TO トラベル」などと言ってしっかり拡散した。 そうしたことにエネルギーを費やし、本来は何をなすべきかがぼやけていた。 だから今もってオリンピックが実施できるのかどうかなどと問題になっている。
支離滅裂である。 国が「Go To トラベル」などと打ち出せば、「少々は大丈夫なんだ」と考える国民がいても当然だ。 それがどんどん拡がり、今に至っている。
統制が全く取れていない現実が浮き彫りになった。
船頭さんの乗っていない大きな船・・・。
一体どちらへ行こうというのか・・・。 大海原で・・・。
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