21世紀美術館、石川県美術館から近江町市場へ向かいました。
夕飯は「カニすき」です。
店頭には新鮮な海産物や、金沢野菜のレンコンなど、新鮮な野菜が並んでいます。
日曜日の午後の市場は、11月にはカニが解禁となり、まあまあの人出です。多くの観光客が青い保冷の箱を重そうに持っていました。
私たちも、美味しくてお値打ちなカニを求めて市場を物色。
どの店のカニが良いのか分からな~い。また、次の観光もあります。
あるお店で交渉すると、何かとてもお値打ちそうだったし、また足にタグの付いているカニもあったので…
8パイを(値段は秘密…恥ずかしくて言えません)購入しました。
カニはそこのお店に預けて、次の散策へと出発進行!!
夜、娘の住まいで夕食です。
カニをいっぱい、食べるぞ~(ちょっと言葉が悪いですね!)
「カニすき」用に、野菜を切り、お鍋に昆布を引き、だしを整え、
カニを入れよう…
カニの足が鍋からはみ出すので、足を折ってみると???
何かカニみそが水っぽく、カニの足から覗く身もいつも見ているカニの色と違う!
このカニは、茹でてあります。活カニではありません。
「こんなの食べたらお腹が痛くなるのでは~」
「誰かに聞いてからでないと食べれないわぁ」
先ずは、購入したお店へ電話…名刺をもらっていたけれど通じず。
知り合いに電話…実物を見ないとわからない。
夫…呼び出しはしているが、応答はなし。
結局、恥を忍んで、娘の大家さんのところへ聞きに行きました。
カニの状況をお話しすると
「そのカニはやせているでしょ!身がしっかり入ってないと味噌もそのように水っぽくなるんですよ。」
その話を聞いて、私はほっとしました。腐っているわけではなかったんだ。
「我が家は夫が魚屋で、市場に勤めているんですよ。」
そのような大家さんの話を聞いて、大いに納得し、安心して部屋に戻りました。
もちろん言い訳も忘れません。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
その後、心から安心してカニを味わうことができました。
その味は?
美味しい物を食べたかったら、やはりある程度お金を出さないといけません。
でもカニの見分け方、少し学んだ気がします。