万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

だんだん

2009年03月10日 | Weblog
 NHK連続テレビ小説「だんだん」が佳境に入って来ました。
このそっくりな茉菜と佳菜の双子姉妹が演じるめぐみとのぞみ
が誕生とともに故あって島根と京都祇園に育つ。主人公が松江
と祇園に二人居ると云う面白さがあります。松江弁と祇園の女
性ことばが行き交って面白さが倍増しています。
 みんなやさしいですね、みんなまわりの人を気遣っています。
やさしいナイーブな温かいこころでどのような結末となるので
しょうか、
 どこかに遠く忘れて来た日本のこころをドラマは演じてくれ
ているように感じています。
 余談ですが申し添えますと、「だんだん」は島根地方で使わ
れている言葉で「ありがとう」の意なのですが、実は大三島で
も使われています。少なくはなりましたが、「だんだん」また
は「だんだん、まア」と、快くこころに響く言葉です。のぞみ
の口から何時も出てくる「おおきにイ」の京言葉、大三島では
「おおけに」と使われて来ました。心からお礼を云う時は「
おおけに、だんだん!」の会話を耳にしたものです。ですがど
ちらも死語となりつつあります。「ありがとう」が今は主流で
す。あの時代が無性になつかしく思われます。

 画像の赤い椿は「赤西王母」(あかせいおうぼ)椿、初めて
咲いた小苗です。小さいながら秘めた情炎を感じます。
コメント
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