「おくりびと」のDVDを注文しておりましたが、約1ヶ月経ってやっと届きました。早速観てみました。
さすがに世界の映画界から高い評価を得た作品だけあってプロローグから最後まで全く隙がありません。本木雅弘、広末涼子さん夫婦の生真面目な演技に助演の山崎努、吉行和子、笹野高史さんらの重厚且つ老練な所作が相まってやりきれなく暗く成るであろうこの作品を静謐なほのぼのとした光に照らし出しています。
主人公が元東京の人気の上がらないオーケストラのチェロ奏者であった設定も作品全体のグレードを上げているように感じました。急逝した風呂屋の女主人吉行和子に釜焚き老人笹野高史が「また、会おうな・・・」と棺の窓に声をかけるシーンがこの作品の隠し味と云えるシーンなのであろうとも感じました。
ともあれ近いうちに本堂で「おくりびと」鑑賞会を開きたいと思っています。
画像はおくりびとDVDのパッケージ。 (住職)
さすがに世界の映画界から高い評価を得た作品だけあってプロローグから最後まで全く隙がありません。本木雅弘、広末涼子さん夫婦の生真面目な演技に助演の山崎努、吉行和子、笹野高史さんらの重厚且つ老練な所作が相まってやりきれなく暗く成るであろうこの作品を静謐なほのぼのとした光に照らし出しています。
主人公が元東京の人気の上がらないオーケストラのチェロ奏者であった設定も作品全体のグレードを上げているように感じました。急逝した風呂屋の女主人吉行和子に釜焚き老人笹野高史が「また、会おうな・・・」と棺の窓に声をかけるシーンがこの作品の隠し味と云えるシーンなのであろうとも感じました。
ともあれ近いうちに本堂で「おくりびと」鑑賞会を開きたいと思っています。
画像はおくりびとDVDのパッケージ。 (住職)