9月27日(土) 秋のご法座(報恩校・秋彼岸)を開催いたしました。いつもの様に住職と若院が内陣出勤し、お正信偈をおつとめいたしました。参詣の皆様におつとめ中にお焼香をしていただきました。 ご講話は高知市法照寺ご住職依光俊照先生のご縁をいただきました。5、6年も前になりますか、布教専従課程の修了者数名で万福寺で布教大会を催した時以来のご縁です。
染香人(せんこうにん)のその身には
香気(こうけ)あるがごとくなり
これをすなわちなづけてぞ
香光荘厳(こうこうしょうごん)とまうすなる (浄土和讃116)
この親鸞聖人御製のご和讃をご讃題に引かれ、若い頃より「染香人」となることを命題として求道していた頃の心境をお話になりながら、香光であられる阿弥陀如来さまが香りとは逆に悪臭紛々たるこの私に常に寄り添い、南無阿弥陀仏と呼んでいて下さってあった、等々お取り次ぎ下さいました。
おとき風景