雨ばかり続いて、菜園の雑草は元気が良い。
一応、雨読と言うことになっているが、13日から始まる単位認定試験も自宅受験で、何となく力が入らない。
それでも近くの某大学図書館へ出かけてみました。
が、やっぱり試験科目関連ではなく、『民俗学』の書架で捕まってしまう。
『雪国の春』(写真右)は柳田国男が『遠野物語』を刊行した十年後に、
一ヶ月半をかけて東北各地を訪ね歩いたときのことを書いています。
研究書と言うより随筆風の文化論かな?
なぜかこういう生活感のある泥臭い内容に惹かれますね。
昭和の田舎育ちのせいかも知れません。
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で、『雪国の春』を1冊購入しようかと考えて、
待てよとネットで『青空文庫』を検索したら、有りましたね。
著作権が50年でフリーになる時代の物ですが、無料でPCやタブレットで読めるのは有難いですね。
※現在は、著者の没後70年まで著作権が保護されています。
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図書館の中で賞味期限が過ぎて行く蔵書が多い中で、
こうした文献の資料としての価値が増してゆくように思います。
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