2018年初の読書記録





ウィルヘルムマイスターの修業時代/ゲーテ
12月に読んだ若きヴェルテルの悩みと抱き合わせ収録されていたので、ついでに~
と思ったら若きヴェルテルよりこちらの方が好きかもしれない。
ドイツ文学らしく、教養的要素の地をいくような小説です

一人の青年の人生をずっと追って行って成長を共に味わう様なお話。
周りの個性ある登場人物たちも皆魅力的で面白いです

えっ これで終わり!?

と思ったらやっぱり続きがあるのね…
ゲーテがいかに「ハムレット」に感銘を受けたかがこの作品に出ているのですが
私は読んだことが無いっ

外国の古典小説読んでいると次々こういう派生があるので
じゃあついでにこれも読むか~なんてやっていると終わりなし

ゲーテは難しいイメージで今まで手をつけてこなかったんだけど

今回2作品読んで改めてあの「ファウスト」を読んでみようかしら~?なんて…
思ってみたけどまた今度にしよっ


未成年 下巻/ドストエフスキー
未成年 二巡目読了

上巻で結構ヴェルシーロフ良い人では??なんて思ったけど
やっぱり父親としてはアルカージィにとっては…害な気がする


結構父親面してアルカージィと過ごしているからちょっと錯覚してた。
他のドスト長編と比べると山場になるような事件があるわけではないけれど
未成年・貴族と農民の間の子 としての心の葛藤や周囲からの扱いなんかが濃厚でとても良かった。
ドスト作品によく登場する博愛的な女性やなんだかんだ言いながら世話焼いてくれる女性もちゃんといてくれて、
むしろいなかったら結構救いが無くて暗い作品がどん底に暗くなってしまう(笑)



2018年度1月は…2作品で終わりました~

ピッチ上げて色々読みたいなぁ

今年早い段階でまず読んどきたいものメモ
・戦争と平和 トルストイ
・嵐が丘 エミリーブロンテ
・赤と黒 スタンダール
・高慢と偏見 ジェーンオースティン
毎年掲げている「源氏物語」はなかなか読まんのでもう置いとくことにしました

一通り読みたいやつ先に読んでからにしよう。
別館のハンドメイドブログです
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