MARINKA日々の記録

2019年4月男児出産しました。
主に育児記録になったけど時々読書、毎日のごはんも。

紹介頂いた本と最近の映画

2019年01月24日 | 読書・映画





地下鉄道/コルソン・ホワイトヘッド



地下鉄道(ちかてつどう、英: Underground Railroad)は、19世紀アメリカの黒人奴隷たちが、奴隷制が認められていた南部諸州から、奴隷制の廃止されていた北部諸州、ときにはカナダまで亡命することを手助けした奴隷制廃止論者や北部諸州の市民たちの組織。また、その逃亡路を指すこともある。地下鉄組織(ちかてつそしき)とも呼ばれる。
(Wikiより)




映画・読書好きのブロガーさんが紹介されていて気になっていた本を借りてきました😊



最近、意識せずとも人種問題の作品に触れる機会が多かった




それでも夜は明ける/2013年/イギリス・アメリカ



自由黒人(奴隷でない黒人)として普通の生活を送っていたソロモン・ノーサップが

白人2人組に騙されて拉致され、奴隷として売られてしまいます。


家畜同然の扱いを受ける奴隷生活を、なんと12年も😲



こちらの映画、実在した人物の伝記を映画化したもの。



ソロモン・ノーサップさんは12年後運良く奴隷でないことを証明され、解放されます。

その後奴隷制度廃止運動家として、地下鉄道の手助けもしていたとか!






今期のプリキュア面白かったので来週で最終回、寂しい~😢




新しいプリキュア、なんと初めて褐色肌のキャラクターが出てきます😲


今期プリキュアもジェンダーレスのキャラもいたし、時代ですかね~。






路傍の石/山本有三



前回子供に読ませたい本探しでご紹介頂いた日本文学者✨

初めて読みます😊楽しみ!


もっと他にも借りたかったけど、荷物が重くなったのでまた次回…







他に観て良かった映画たち




ビッグアイズ/2014年/アメリカ


こちらも実話をもとにした映画


売れっ子画家の男の絵、実は奥さんが描いていて~…



自己肯定感が低く、占いや新興宗教にハマりやすい女性。

ああいう男はこういう人を嗅ぎ分ける能力に突出していて利用するんだろうね😒

風景画も結局は自分で描いたものでなし!







しあわせの絵の具/2016年/カナダ・アイルランド



この2つの映画観ていると、絵が描きたくなります😊✨

自分の作品に愛情を持っている姿、素敵!








穴/1960年/フランス・イタリア

こちらも実話をもとにした映画。

実際にパリで起こった脱獄騒ぎを描いています。



脱獄もの映画、アメリカものはたくさん観てきたけど国によって特色があって面白い👏



他の人に物を取って貰ったり

何か些細なことでもちゃんと「ありがとう」ってお礼言ってて

それが当たり前のことなんだけどアメリカ映画ではあんまり見ない光景だからえらく上品だな~なんて感動してしまった(笑)



最後は意外な展開!







明日からはロシアン・カルト特集が上映されます✨

わくわくです😻行ってきます!













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2018年度12月の読書

2019年01月11日 | 読書・映画




老首長の国/ドリス・レッシング


アフリカを舞台にした小説、初めて読んだ!


白人入植者と黒人現地人のアフリカでの生活を綴った短篇集です。


イギリス国籍のドリス・レッシング自身が幼少期から30歳までアフリカのジンバブエで暮らしていたので

それを元に書いているそう。




日本にいると分からない世界✨


支配する側(白人)支配される側(黒人)

それがごく当たり前のことで

よくある分かりやすい人種差別的な作りの作品ではなく、

本当に自然体で当時の人種間の生活・営みが描かれていました。



何より、アフリカで欠かせないのが広大な自然✨

人間模様は勿論ですが、大自然の様子も大きく描かれていてとっても読み応えのある短篇集😄

読了感は気分晴れやか~☀でした













作家の日記/ドストエフスキー

(1837年を読了)



最近ドスト離れしていてそろそろ何か読みたいな…とウズウズしてきたので

「作家の日記」に手を出してみました。


これはひとつの作品ではなく、ドストが寄稿した批評や思想なんかを集めたものです😊



最初はとっつきにくかったけど

時々短篇なんかも出てきてドスト好きさんには楽しいと思います。


ドストに対する批判を書いた文章を発見すると

それを挙げて相手を批判し返していたりとか(笑)



ゴーゴリやディケンズが好きだったんだな~💖というのが所どころ伝わってきます。

ディケンズは読んだことないので、いつか読まなくっちゃね。




文庫サイズが図書館でも手に入らなかった為ハードカバーでちまちま読んでいますが

この本は魔術書みたいなデザインでちょっとテンションが上がる。






















クオ・ワディス 下巻/シェンキェ―ヴィチ



暴君ネロが支配するローマでのキリスト教徒弾圧篇!

結構残酷な描写は続きます。


ハラハラドキドキ…



理不尽な暴力に晒されても、キリストの教えを守って我を忘れず

高潔なキリスト教徒たちの姿は美しいです✨




物語の主人公たちの行方がどうなるのかが全て記されている最終巻

綺麗に終わりました。













ドストエフスキーの長編で『悪霊』だけは1度きりでまだ読み返してなかったので

また読みたいな~と思いどの翻訳にしようか迷いました。



初めて読んだのは亀山訳。


できれば米川訳で読みたいと思ったんですけど、

岩波文庫で出ていたものは絶版中😢



一応本屋回ってみたけどありませんでした。


ハードカバーのなら手元にあるんだけど😅

『作家の日記』をハードカバーでしか読めない分悪霊だけはせめて手軽に持ち運びたい―!







てことで新潮文庫の江川訳になりました。


う~ん楽しみ😊






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