失われた時を求めて2/プルースト
主人公の恋愛物語
長々と400ページ程続きますがとても人間臭さが生々しくて面白いです。
当時の社交界のしきたりでしょうか、目当ての女性を攻めるのはまず外堀から…
とはいえどちらにしろ草食系男子が色々頑張る様が描かれています
2巻なので完全にフランス古典~な長々とした文章に慣れました。
普通の本に戻ると1文の短さに驚く笑
春昼・春昼後刻/泉鏡花
泉鏡花の作品はどれも独特で合間時間に読むと頭に入ってこない
なのでいつも「よし、読むぞ!」と気合を入れて読む。
どの作品も文章の流れが美しいけどその中でもひときわ綺麗な作品
幻想的とはこの作品の為にあるような言葉
ロシヤ文学評論集 1/ベリンスキー
ロシア文学批評家のべリンスキーが書いた論文「ペテルブルグ文集」
「1846年のロシヤ文学観」が収録されています
べリンスキーの批評は現代目線で見ても公平に書かれたものなんだって
有名どころのプーシキン、ゴーゴーリ、ドストエフスキー、など…
以外にも全然知らないロシア作家さんの名前も出てくるけど詳しい訳注も載ってて
今は完全に忘れられた作家さんとか…作品見もしないのにノスタルジ~
なかなか難しいので2、3度読み込みたいところです。
そうそう、こちらでも書いた
岩波文庫、シラーの「群盗」
もうアホみたいに古書店探しに探し回って大変苦労したのに今年復刻してたってやつ
なんと、群盗ほどではありませんが
同じく絶版で大変苦労して手に入れたゴーゴリの「死せる魂」も今年復刻…
なんというタイミングでしょう
もう1年2年程我慢してれば新品が容易く手に入ったんですが~
群盗の方は状態悪いので買っちゃおう
買いたい本リスト自分的メモ
・「ブレイク詩集」 岩波文庫 (¥1,020)
・「群盗」 岩波文庫 (¥620)
・「ルバイヤート 中世ペルシアで生まれた四行詩集」 マール社 (¥1,800)
・「ブッダのことば スッタニパータ」 岩波文庫 (¥1,166)