インド

インドに良く行きますので、中から見たインドアレコレ

インドの秘境 - 21 - Tusom

2007-04-25 12:17:13 | Weblog
 食事の後、広場でエンディングの別れを惜しむ握手がある。 半円に囲まれた、新郎側の人たちの先頭に花嫁がいる、花嫁も今日から新郎側だ。 私は列の後方の方から握手を始めたが、花嫁は既に涙涙・・・ 又余計な人が後ろから、日本人だ! と声をかける。 そして日本語でバイバイを何と言うかと聞くので”さよなら”と答えると、それを言ってくれるようにと。 

 100人近い人たちの顔をしっかり見ながら、握手をする、そして3人に1人位の割合で、バイバイ・ さよなら と付け加えた、気がつくと私の握手に時間がかかりすぎているのか、前に人はすっかり終わっているのにまだかなりの人が順番を待っていた。

 1時過ぎ、やっと村を離れる。 ジープ2台。 Mahindra 製の4厘駆動が3台。 そしてKhamasom の村からやってきた大型トラックが2台。 整列して、トラックは太鼓を鳴らしながら・ 村を出た。

インドの秘境 - 19/20 - Tusom

2007-04-23 13:32:50 | Weblog
 朝5時前に起きてしまった、この村も朝が早い4時半頃から外がにぎやかになる、外へ出て歯磨きをしていると、女性がトイレットペーパーをもって来てくれた、助かった。 ミネラルウォーターで口の中をゆすぎ、その後コップ2杯分くらいの水を飲む、こうすることで朝のトイレ通いができるのである、トイレットペーパーを片手に昨日教わったトイレに向かって降りていく、矢張りこの急な坂を真夜中に下りていくのは無理だ。

 部屋に戻って休んでいると、女性がコーヒーとクッキーを持って入ってきた、クッキーを2個食べ、その後広場に出て見た。 近くを散歩していると既に集まっていた連中から食事は? と、聞かれたが、済ませた。 と答えた。 朝から村のヘビーな食事はちょっと遠慮願いたい、それなら空腹の状態で昼間で我慢した方がよさそうだ。

 既に、広場では式典の準備がほぼ済ませてあった。 我々一行は、全員揃ったところで、花嫁を先頭に式場に向かう、本来なら教会でやるのだろうが、これだけの人数は入りきれないから広場になったと勝手に解釈した。 当初の話では、11時半にはここを出発して Ukhrul に向かうといっていたが、矢張り予定通りには行かない、新郎新婦の指輪交換、ケーキカット、新婦側から新郎側の親戚関連の人たちへの贈り物、そして、その反対。 と延々と続く。 

この贈り物はこの地方の名産の手織りの大きなショール。  私も、Khamasom で貰った。 日差しが強い! 暑い! おでこが火がついたように暑い。 早く終わってくれ~。

 やっと式が終わった、この間ア~メンと何度聞いたことか、多分10回くらい。 私はクリスチャンではないので、しきたりは分からないが、区切り区切りにこのお祈りをするのだと思う。  この地方の村はほぼ100%クリスチャンだそうだ。 このあと、身内だけで別に用意された部屋で食事。 他の参列者は広場に用意された食事をする。 私に身内の中に入っている。

** 明日は、香港への移動の為しばし・ お・や・す・み・


インドの秘境 - 18 - Tusom

2007-04-22 12:59:58 | Weblog
 明日はこの村での結婚式だ、寝る前に洗顔と、せめて髭はそりたい。 先ほど部屋を案内してくれた女性にバスルームは何処ですか? と、聞くと台所? 件水洗い場を教えてくれたので早速出かけると、若い女性が5人ほどこの台所で団欒している。 

 この場所でまさかパンツを脱ぐわけにもいかない、仕方なく髭剃りと、顔を洗っただけで部屋に帰る。  

 直ぐそばの広場では音楽がかかっている、部屋小さな電気があるだけ、でも Khamasom の村より増しだ、何でも1,200 人ほどいるらしい。 村の入り口でトラクターも見かけた。 

 まだ8時だ、今から眠れといっても無理だ、仕方なくパソコンを引っ張り出して、日記をつけ始めた。 やがて1時間もするとバッテリーが切れ掛かって小さな蛍光灯が消え始めた、同じくパソコンのバッテリーもなくなってきたのであきらめて寝ることとした。 

インドの秘境 - 17 - Tusom

2007-04-21 12:30:00 | Weblog
 食事時間である。 すると、 Feli が私の方にやってきて、家族はこの広場ではなく、別室で食事を用意してあるのでそちらに行きましょう・ と。 他の人たちは広場に用意してある料理を思い思いに食べ始めている。 

家の2階へ上がっていくと食事が既に用意してあった、ここに招かれたのは先方の新郎、家族など大人約20人。 子供たちは広場で食事。 皆さん手で食べている、ナンなら手で食べるが、ライスを手で食べるのはなんともうまく行かないので、ここは外国人、ちゃんとスプーンが用意してあったのでそれで食べる。


 食事の後は、先方が人数分用意した宿泊施設へ・ アパートの全館が新婦側の来賓用に用意してあった。 それぞれが割り当てられた部屋で寝ることに。 

 私は、長男の Jack と一緒に別のところへ・ 先ほどの広場の直ぐそばの、誰かの住まいへ。 6畳ほどにベッドが2つ。 

 念のため、トイレの場所をきくと、なんと裏口から、かなり下の方を指をさす、案内した女性が水をかかえてトイレらしきところまで降りていった。 とんでもなく遠い、しかも階段は石段でもなんでもない、ただの泥を固めた不安定なものだ、しかも電気もついていない。 夜中にこんなところを降りていくと滑って下まで落ちること間違いないだろう。

 ま~、夜中に大きいのはしないから、そこらでやるか。

インドの秘境 - 16 - Tusom

2007-04-20 14:06:52 | Weblog
 村に入ったところで、一旦停止、花嫁だけ用意された部屋に入り正装に着替えて、今度は徒歩で村の広場まで歌を歌いながら進む。 車は後方から着いてくる。 やっと、村の人たちが待つ広場へ・ 長かった、8時間半かかっている。 

 村人が長い列をつくり、そこを我々が先頭の人から順番に握手をして回る、100人ほど握手しただろうか。 途中から、どこかのおせっかい物が、私にくっついてきて、握手をしている間中、日本人だ。 と説明している。

 握手が終わったら、椅子に腰をかけて、持ってきた水を各人飲んで(私は飲むふりをして捨てた、どう見ても普通の水だ)、それから食事、ところがスピーカーが何やらしゃべっている、そして Japanese と言うのが耳に入った。 隣の若いのに今何をいった? と聞くと、”今日は特別ゲストが日本から来ている” といいました。 又かよ・・・