リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

5月の遠征、水月湖

2018年05月28日 | 水月湖
1年ぶりに水月湖に遠征することに。
三重からだと約200kmの距離なので、ゆっくり時間を意識しないで運転して、途中で休憩しながらその都度車の充電をしながらでした。

金曜日が午後から代休になり、天候もいいので、日曜までの日程で金曜の昼に三重の松阪を出発。
途中、まず伊勢道の安濃SAで昼食を取りながら、車の急速充電。このSAの食事はおいしいので一つの楽しみでもあり、また、車の急速充電設備もたいてい空いているので、助かります。

関インターで高速を降りて、国道1号線で鈴鹿峠を超えます。新名神だと遠回りになるので、たいていこの鈴鹿峠を通ります。新名神ができてから交通量も減りのんびり景色を見ながら運転できます。

鈴鹿峠を超え滋賀県に入り、しばらく1号線を走り、土山のコンビニのローソンで休憩。この時点で先の安濃のSAで充電した分(約40km)を使い切ったので、このコンビニで急速充電。約80%ほどの充電で終了してここから名神の八日市まで地道を走行します。

名神を走りながら、途中、多賀インターと北陸道の賤ケ岳インターにも急速充電があるのですが、今回は充電せず、いっきに北陸道から三方インターまで高速を走り、水月湖に到着。三方湖に比べて竿を出すポイントも限られているし、釣り人は少ないのがこの湖で、硫化水素の影響で岸近くを回遊する鯉を狙っての釣りですが、三方湖に比べて鯉の引きが強いのと、野鯉タイプの鯉が多く、私はこの湖しか竿を出しません。汽水湖であり、至る所に掛かりがあり、その掛かりにはフジツボが付いていて、ラインがこすれてすぐにラインブレイクを起こし、大物を取り逃がすことになる厄介な湖ですが、大物がいることは確かです。

さて、あらかじめ予定したポイントにフィーディングをしますが、今回はまず粉エサでフィーディングしてから、ボイリーを1kgほど撒きます。過去の自分の経験から鯉が回遊するコースもある程度予測できるので、それを想定して遠投する必要もないので、丁寧に撒きます。水深は3mほどですが、鯉が回遊してくる左手の方には100%掛かりに入られる可能性があるくらいの場所なので、ある程度の覚悟が必要です。実は帰りしな、地元のベテラン鯉師に話を聞く機会がり、私の竿を出したポイントはまず100%掛かりに入られるので、敬遠しているそうで、掛かりそのものも話を聞くと納得できるものでした。一見、足場はいいものの、水の中は何10mにもわたり、掛かりだらけのポイントです。実は前回の釣行で、2回あたりを得たのですが、2回とも掛かりに入られラインブレイクです。特に2回目の当たりは重さとその引きからも度肝を抜かれるものでした。



明けて土曜日の早朝に目が覚めたのは少し明るさが出始めた頃の4時過ぎでした。さすがに気温も下がって、この時期でもダウンの上着は必要です。準備をしていた4時半に当たりを知らせるデルキムの受信機の音に驚きながら期待をしながら小走りで釣り座へ向かいます。車から釣り座まで70m程あり、今回はビデオも撮影準備してあるのですが、スイッチを入れる時間も惜しまれるのは、掛かりに入られる危険性があるためですが、竿を持つと、確かな手ごたえを感じるものの、運よく掛かりには入られていないので、竿を持ちながらためることに集中しながら竿さばきです。10分ほどのやり取りですが、何とか取り込むことができました。93cm台の鯉ですが、やっと一安心の一本でもあります。


期待した時間帯での1本でしたので、朝の時間帯にさらに期待して待ちます。車に戻り、朝の定番のトーストとコーヒーでひと時の落ち着きを感じながら明るくなってきた湖面を眺めながら釣り座であたりを待ちます。椅子に座りながら本を読みながらあたりを待つのも、いい天候と日陰があることによりますが、運転等の疲れも癒してくれます。

しばらくして、8時過ぎに当たりがあり、今回は釣り座にいてすぐに対応できたので、掛かりに入られる心配はなかったと言いたいのですが、ビデオのスイッチを入れる時間の間に、横走りされて、左手の掛かりに入られましたが、今回はゴリゴリ掛かりの中から出すことができ、上がって来た鯉は大きさは95cm程でしたが、体が曲がっていいて奇形の鯉でした。写真を撮ることもせずにすぐにリリースして次に備えます。
朝のもう一度くらいあ当たりが来るかなと期待したものの、むなしく時間が過ぎて昼も過ぎてしまいました。午後は期待が少なくなるのですが、過去のデータからも夜は全くあたりはないものの昼間から夕方はまだ期待できそうなので、本を読みながら、日陰を探して椅子を移動しながらあたりを待つことに。

2時半過ぎに待望の当たりがあり、今回は走る方向が左前方の沖に向かって走ってくれたので一安心で10分ほどのやり取りで確実にネットインで、これも93cmの鯉でした。前回ばらしたのはこの鯉の引きとは比べようもないものだったので、返す返すも無念な気分にならざるを得ません。


その後、夕方に期待するも6時過ぎに70台の鯉が一本上がったのみで、夜は期待できないので、竿を上げて朝の早朝に期待しつつの車中泊です。
明けて日曜の朝、昨日のこともあるので、早めに休んで目が覚めたのは朝の3時過ぎで、ゆっくり朝食をとり、少し明るさが出てきた4時に仕掛けを投入します。昨日は4時半に当たりがあったので、ダウンを着ながら釣り座で待機です。しかし、この日の早朝は土曜日の早朝と違い鯉のハネも少なく、動きが違います。朝一番の時間帯にもかかわらず、時間だけが過ぎていく感じです。やっと9時過ぎに当たりがあり、70cm台の鯉が上がりましたが、サイズが小さくなってきた感じもあり、ここで納竿にしました。

竿の片づけをしている際に地元のベテラン鯉師が来られ、少し話をする中で、掛かりのことでは予想していた通りの情報をいただき、なぜ地元のベテランも竿を出さないのかも納得できましたが、厳しいポイントだからこそチャレンジする楽しみもわいてきたような今回の釣行でした。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。