リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

6月の余呉湖

2018年06月10日 | 余呉湖
余呉湖の年券を買って今年で9年目です。GWまでは、地元の河川で,その後、湖ということで,釣友から教えてもらって初めて年券を買ったのが、2010年の6月でした。その時の番号が99番でしたが、このところ余呉へ来る鯉釣りの人数は、年券の番号から推測すると減り気味のようです。2010年当時はバス釣りもいなくて、鯉も擦れていなくて、沢山餌を撒けば釣れたような感じでしたが,昨今は魚も警戒心が高くなり,餌を沢山撒いても効果が少なく,難しいポイントといえそうですが,逆にビギナーでもメーターオーバーが可能なポイントであり、釣り座も車横付けであったりで、鯉釣りのポイントとしては,快適なフィールドです。

先週,土曜の夜から日曜の昼にかけて、下見を兼ねて来て常連さんと鯉釣り談義に花を咲かせつつ、情報交換をしながら今回の釣行に備えました。日頃,仕事で忙しく、ストレスも溜まる中,釣り場で遠慮なく鯉釣り談義ができることで、リフレッシュできるという点でもいいポイントでもあります。同じ鯉釣り談義でも、自分が遠慮なく、目一杯の気持ちで奥深い議論ができるには、それ相応の経験や知識が有るカープアングラーでないとできないでしょうが,そういう相手と話せる時間は貴重な一時でもありますね。単に経験値だけでなく,タックル、餌,仕掛けにしても、メーカーや販売店依存ではなく、自分で色々試しながら、工夫しながら、独自性の鯉釣りをしている人は、その話しの重みが違います。そういうアングラート話せる時間は最高のひと時でもあります。

金曜の仕事が終わってから、久しぶりの土日の休みを余呉に来ましたが,金曜の夜は、余呉は夕立で、慌てることもないので,金曜の夜はそのまま竿を出さずに車中泊して,土曜の早朝から釣り開始です。5時にセットし終わって,朝食はドリアを電子レンジでチンして、温かさを気持ちよく感じていると、早速6時半に当たりです。車からかなり離れたところに竿を出していたので,ATTのバイトアラームをセットして,遠くでも確実に電波が届くので安心でした。





このバイトアラームは直接海外から購入したのですが,日本で買うより6割以下の値段でした。直接海外から購入することで,竿やリールもかなり安く替えそうで、慣れれば,経費削減には有効です。その点では,ハリなどターミナルタックル等も日本製も含めて普通に買うより半額以下の値段で買える情報を色々教えてもらったりする中で,良いものを安く買いたいというユーザーの立場での情報をもっと大切にしたいものです。

早朝の当たりは、余呉の特徴ですが,これから夏にかけては、特にその傾向が強く,逆にこの時間帯を逃すと苦しい展開になります。13ft、3.5lbの竿にはもの足らない大きさで,80cmの余呉としても小型の鯉でした。贅沢は言えないので,丁寧に扱って、元気なまま、すぐにリリース。


今回は雨も予想されるので,タープを持参して来たものの,金曜日の夜は雨が降っていたので,雨中にタープのセッティングはしたくなかったので,明けて土曜の朝からタープのセッティングです。一昨年から10回以上使っているタープですが,風に強く、陽射しも避けられるので,これからの季節は重宝します。また、傾斜地のポイントでは,車を水平に保つことは安眠のため重要なポイントなのですが,知り合いのアングラーさんからの貴重な情報で写真のようなものを使っています。


タープはコールマンのヘキサライトⅡというのを使っていますが,ペグは付属品ではなく,もっとしっかりした、snow peakのペグを使っています。タープを設営して,荷物もその下に入れ,椅子やテーブルも出して,木陰で当たりを待つ雰囲気です。今週は琵琶湖大会等等で鯉釣りアングラーも少なく、朝来てくれた漁協の人の情報では3組程らしいです。漁協の人が去って、暫くした,10時半頃に目の前の竿に当たりです。


手前の竿で,遠投していた竿です。今度は先ほどの80cmとは違い、抵抗感も有り,よく走る鯉です。手応えを楽しみつつ、寄せに入ろうとすると、右手の方に走り出しながら寄って来ますが,右手には柳の木が20m程岸の岩場から水面に茂っていて更に、その先には漁師の海老籠が入っています。鯉もそれを知っているかのように、柳と海老籠を目指して走って来ます。道糸は高い枝に絡まり,鯉は海老籠のロープに絡まって厄介なことになっていた時,二本出していた竿の左の方の竿のリールから糸が勢い良く出て行くと同時に,バイトアラームの音が・・・。カカリの入られた竿は一先ずドラッグを緩めて置いておき,後から当たりがあった竿を持ちます。今度も同じくらいの手応えですが,右手に走るのではなく少し左に走りながらも、少しずつ寄せてきます。岸から20m程の距離になって、また左に走り潜ります。そうすると,底には木が沈んでいるらしく、そのカカリに入られたようです。そういえば,その方角の岸の石畳の上には、伐採した何本かの柳の木が積み上げられています。おそらく、そのような伐採された柳の木が沈んでいるのでしょう。この際,慌てても仕方がないので,無理しないで,適度なテンションをかけながらやり取りをすることから、うまくカカリから出すことに成功しました。先ほどよりは少しサイズアップです。


さて、この鯉を優しくリリースして,先ほどの柳の木と海老籠に絡まった鯉とのやり取りを開始です。まず、柳の木のブッシュの中に入っていき,石畳の水の中に入りつつ、枝をかき分け,道糸を外します。次にそれが済んで,海老籠のロープを外します。ウエーダーを履きながらぎりぎりのところで、ロープを外し、やっとのことでネットインです。


足下が悪く,滑って水中にどぼんとなりかねないので,一苦労でした。終わって優しくリリーした時には,汗びっしょりです。

午後はタープの下で、読みか掛けの本を読みながら、まったりとした時間を堪能しました。

今回は24時間と釣り時間を設定したので,日曜に朝迄の中で,日曜の早朝が最も喰って来そうな時間帯なので,その時間帯にベストな状況で待てるように餌等を打ち返し,フィーディングしながら車中泊に。

テレビで,巨人VS西武の試合を見ながら、いつの間にやら眠ってしまし、午前零時過ぎに一度目が覚めて、その後また眠ってしまいましたが,突然のデルキムの音で叩き起こされました。時計を見ると早朝の3時です。三日月が煌煌と東の空に輝いている中をヘッドライトを頼りにやり取り開始です。今回は引きも強くなく,簡単に寄って来てました。サイズは余呉湖としては小型です。暗闇で写真撮影して、すぐリリース。


突然起こされたので,眠くなってまたすぐにシュラフに包まって休みますが,少し眠って気がつくと外が明るくなって来たと思ったそのとき,時刻は朝の5時でした、また慌てさせるようなデルキムの音にびっくり。一番左に打ってある竿です。その近くには大きな二個のブイが浮かんでいてそれに向かって鯉が一気に走り出していて,釣り座についた時には、そのブイのロープに鯉が巻き付いていて、位置を変え何回もカカリ出しを試みるも結局ラインブレイクするはめになりました。逃がした獲物は大きいものですが,道糸の巻量等反省点も有り,今後の課題解決が必要です。

7時には納竿して、帰路につきました。久しぶりの余呉でしたが、これからの季節に期待したいです。










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