リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

小さい秋見つけた。おきな鯉は・・・・・

2021年11月18日 | 櫛田川
 小春日和の天気で、ふと足元を見ると、そこには小さい秋が感じられます。レンズを通してみられる印象と実際は違っていますが、この時期、ズボンに着いて困るのが、下の写真の草ですね。
1時間に1,2本通る列車の姿も秋晴れの空に映えます。この鉄橋は橋脚だけなので、列車全体が見られるので、鉄道ファンには名所の一つです。

 そんなところが鯉釣りのポイントになっています。橋脚廻りとかはいいポイントですね。私はえさ場の浅いポイントを狙っての釣行を続けています。何とか大型をと狙うものの、いまだにメーターオーバーは釣れていません。しかし、魚の形や平均サイズにしても河川としては最上位のフィールドになると思います。
 そんな河川が地元にあるというのは、田舎暮らしの特権かもしれません。この櫛田川には、もう少し下流では、更に足場のいいポイントもあります。
 
 今回竿を出したのは、先月からのポイントで、場荒れを意識して、長い時間は竿を出さずに、夜釣りはせずに夕方4時くらいまでで、餌交換は2時間で、その都度追い餌を打って、大型狙いですが、なかなか狙い通りにはいかないのが現実です。
 今回は朝6時に家を出て、釣り場に到着が6時15分で、いかにも地元の釣り場です。足場もよく、車も横付けで、しかも車はほとんど通らないうえに、人もほとんど来ません。ただし、堤防を降りるとき、滑りやすいので、スパイク付きの長くつが必要です。また、スパイク付きの長靴がない場合は、ウエーダーで、ロープを伝って堤防を降ります。更に、堤防を降りたところが泥のぬかるみで、長くつは必需品ですが、私は、ウエーダーを使ったりします。
 早朝に到着して、まず丁寧にフィーディングをします。多すぎず少なすぎず、ポイントも意識して、2か所に撒きます。竿は2本です。
 フィーディングしてからゆっくりと朝食タイムです。コーヒーを淹れて、朝刊を眺めながらの、落ち着いた朝のひと時です。30分後にゆっくりと丁寧に竿のセットを始めます。
 第1投に期待するのですが、今回は静かに当たりもなく、時間だけが過ぎていきます。今日は午前中は曇りがちの天気予報で、風も少なく、いかにも喰ってきそうな状況ですが、喰ってこないのですね。
 2投目を打ち返し、天気も穏やかになり日差しも出てきて、穏やかな小春日和になってきました。天気のよさに、気が付くと時計の針も正午を過ぎて、餌交換の時間も過ぎていましたが、少し時間間隔を延ばして、昼食をとります。ちょうど、昼食をとり終わったころの午後の1時過ぎに強烈な当たりがあり、バイトアラームの連打音に飛び上がりそうになります。焦る気持ちを抑え、ウエーダーに履き替え、堤防の斜面を足元に注意しながら降りていきます、おりたところは泥のぬかるみでひざ下まで泥に埋まりながら釣り座に到着すると、依然としてリールのスプールは回転して、糸が出ています。竿を持つとトルクのある引きが竿を伝ってきます。リールのドラッグを調整しながら竿の弾力を目にしながらのやり取り開始です。大型の気配が竿を通して伝わって来ます。しばらくは走らせながら、少しずつ相手の力を竿の弾力と糸のテンションで吸収しながら、少しずつこちらのペースに引き込みます。
 しかし、相手もなかなかのもので、竿の弾力で走るのを止めると、また走り出すというパターンの繰り返しです。そこは切っているので、ポンピングと竿の弾力とリールのドラッグを使いながらのやり取りの中で、だんだん弱らせていきます。10分以上のやり取りになりますが、このポイントでのやり取りも少し慣れてきているので、確実に寄せてきます。
 足元は葦の切り数が川面に張り出しているので、今回は長めのタモの柄をつくことで取り込みを易しくします。少し時間はかかったものの、確実にネットインでき一安心です。止水域の鯉と違ってこの川の鯉の引きは強烈で、そのぶんいい経験になります。足元の寄せてもなかなか頭をあげずに、何回も尻尾を振って潜りながらの抵抗に根負けしないことだ大切です。強引なやり取りが命取りになるのは目に見えていますので、足元に寄せてから ネットインまでがかなり神経を使います。足元に寄せてからは、少しドラッグを緩め、急な走りに対応できるようにします。

やれやれの瞬間です。90cm台半ばの鯉ですが、メーターまではいかないのが、自分の未熟さの証かと考えながら、優しくリリースします。
 まだ日も高く、穏やかな天候なので、次も期待できそうです。2本の竿とも打ち返して、次の当たりを待ちます。このうち返しの後、しばらくしてお茶を飲んでいると、本日2回目の当たりです。前回と同様に足元に気をつけながらつり座に向かいます。途中で1回バイトアラームの連打が止まり、その瞬間、少し方は小さいかなと予想できます。
 確かに今回の鯉は引きは強いものの、トルクの強さは感じられなく、時間的にも前回の半分くらいの時間でネットイン。
 
84cmのきれいな鯉です。このポイントでの鯉はほとんどが傷一つないきれいな鯉で、それだけでも貴重な1本といえます。
 今回も午後4時で納竿して、次回に備えてフィーディングして場荒れを少なくすることを意識します。何とかメーターオーバーをこのポイントでと考えて次回に備えます。

 

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