フィールドワークの重要性
私はフィールドワークの重要性に気づかされた。これまで研究に没頭するあまり、フィールドワークすることを忘れてしまっていた。
高校時代今以上に知識がなかった私が今以上に活力にあふれていたのはフィールドワークのおかげである。
これは専門家でも陥りやすいのだが、知識をため込みすぎるとフィールドワークを重視しなくなる傾向にある。
最近は知識の停滞が気になっていたが、回復する方法がわからないままでいた。理由は2つあった。1つはストレスである。2つは知識の吸収と発散のバランスがとれていないことだ。過度な知識の吸収は消化不良を招きやすい。あたまのなかで考えるほど負担の大きな作業はない。
知識は力である。学んだ知識は活用しなければならない。知識が使えないほどストレスになるものはない。『百聞は一見に如かず』である。あたまのなかだけで、考えるだけでなく、現地を体験して得るものも多い。