山林家 速水勉さん
「日本が豊かになれば高級木材が求められる」と木の質を重視した管理の舵を切ってきた。
がしかし、未だ日本は豊かになるどころか貧しくなる一方だ!
このままでは森林は荒れて山は死ぬ!!
「辛抱すれば、良い時代がくる」
いつまで辛抱すればいいのだろうか?
この業界。
速水さんは9月19日 93歳で逝ってしまいましたが、良い時代を知らない子供たちにいったい何を教えてあげればいいのだろう?
山林家
育てたい!
『速水勉』
江戸中期に創業した
速水林業代表の8代目。
1945年 復員してすぐに家業を継ぐ。
50年代半ばから木の質を重視した森林管理に舵を切る。
60年代には、木材の搬出コストを下げるため、オーストリア流の林道網整備を開始。
間伐をし、広葉樹などを育てて土壌維持。
従業員の待遇を改善し、資格取得を奨励して人材育成に努めた。