毎日新聞記事
2020年東京オリンピック、パラリンピック会場となる新国立競技場建設に使われている輸入木材、実際には合法的に伐採されたものか判らないらしい。
事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が組織委員会の調達基準を使用しないと決めたのが原因。
JSCの発注では、グリーン購入法で原産国の合法証明書が必要。でも実際には合法なのか確認するのを事業者にやらせないで違法伐採の木材を輸入使用してると・・・。
グリーン購入法:国や独立行政法人などが、環境負荷の低減を考慮した物品を率先して購入することを定めた法律。
木材の他に、家具、文具、紙、制服なども対象。
木材の証明は①森林認証②業界団体の自主的な合法性確認③事業者独自の取り組み のいずれかで可。
組織委員会は6月に証明書に加え、○計画的な森林経営○生態系の保全○先住民族や住民の権利○労働者の安全対策などについての確認と書面のきろくを求める基準を定めた。
違反をした場合、罰則はないが、守らない事業者には是正を求めることが出来ると。。。
でも、JSC側は設計・施工主体の公募にグリーン購入法に沿っていればよいとしちゃったから、組織委員会は変えるように提案したが、受け入れなかったようだ。
JSCは今から新しい条件を付加するのは困難だということだ。
施工を担当している大成建設は技術提案書で「持続可能性を含めた合法性を認証機関が認めた木材を使用する」って言ってるんだけど。。。
合法性基準が欧米に比べ日本は緩いため、グリーン購入法だけでは違法木材が混じる可能性が高い! と九州大准教授の百村帝彦氏は語っている。
組合の事業者さんでも合法木材の認証を受けているとこがいますが、どうなんでしょ?
組合長の私が合法木材の認証登録を受けていないのでちょっと分からないなぁ。。。
違法木材が横行してるようだと環境破壊などからオリンピック精神に反するってことなのか?
どうなるの?東京オリンピック!
ねぇ都知事!ってちがうかっ