バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1998年8月2日 北海道ツーリング 36日目

2025年02月27日 | 1998年 北海道ツーリング
8月2日(日)  夕張・石炭の歴史村キャンプ場(連泊)


 7時起床。今日も連泊予定。
 石狩町の石狩川河口にあるという廃船を見にいくが、どこにもそんなところはない。地元の人に訊いてみると、もうすべて撤去したという。今はきれいに整備されているらしい。ちょっとがっかり。近くに海水浴場があり、駐車場はどこも満杯。それでも車がやってくる。車、車、車の中をやってきたというのに。また車の洪水の中を引き返す。海水浴場が近いからだろうか、はやくも上半身裸で運転しているライダーもいる。でも、いくらなんでも裸で運転するのはあんまりだろう。危険きわまりない。

「サーモン・ファクトリー」というサケを売り物にしている施設があったので寄ってみる。巨大な道の駅といった感じで2階にはレストランもある。
 いかにも手で握りました、というでかいオニギリを1階店内で売っている。かなりうまそうだ。定食よりはこっちだな。2個もあれば十分だろうと、タラコとミックス(すじこ・シャケ)をもらう。各250円。注文してから、ちゃんとノリで巻いてくれる。外にも野外売り場が設けてある。目の前で焼いてくれるホタテ2ヶ、250円も買って、テント下のテーブルで食事。オニギリはタラコもミックスも具がいっぱいで、これで250円は安いだろう。なんとなく嬉しい。

 そこからの帰りのこと。たぶん札幌大橋だろう。橋を中央までくると突然、ヘルメットにカン、カン、カンとなにかがぶつかる音がする。ジャケットにもボコ、ボコと当たってくる。なんだ、なんだと焦っていると、ヘルメットシールドに、透明な液が流れてくる。戦争映画で、爆撃機が戦闘機の銃弾に被弾したとき、カンカンカンと乾いた音をたてるがそのまんまだ。ピンポン玉くらいの黒っぽい物体が浮遊している中を、しばし走る。時間にすると10秒もなかっただろうが。
 ようやく、余裕ができて、ジャケットの胸のあたりに目をやると、ハチが1匹張りついている。どうやら、ミツバチの大群の中に突っこんでしまったようだ。しかも、腹1杯に蜜を吸っていたようで、シールドにべったりと付いている。咄嗟のことだったが、すべてのハチがほぼまるまると太っていた印象があり、重くなった体重がメットに当たってあんな音がしたようだ。幸いにも、刺された箇所はどこもない。

 2時前には夕張に帰り着き、ユウパロ温泉(600円)にいく。人気があるのか、かなり混んでいる。もちろん、サウナに露天風呂あり。2時間ほどうだうだする。風呂の帰りに缶ビール3本、パン3ヶ、それにチーズ購入。5時前後から、ぱらぱらと雨が降り始める。テントの中で夕食。



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