ラブリーな日々

庭の四季の様子と ゴールデンレトリーバー「サラちゃん」の成長の様子そして、美味しいものなども お伝えします. 

綺麗だった「八千代座」171118

2017年12月06日 21時13分10秒 | 日記

11月にシャンソンを歌いに行った 「八千代座」。

素晴らしかったのでご紹介します。





八千代座


  〒861-0501 熊本県山鹿市大字山鹿1499番地

  電話:0968-44-4004 




所 在 地 熊本県山鹿市大字山鹿1499番地

所 有 者 山鹿市

収容能力 約700人

建築年式 明治43年(1910年)

指   定 国重要文化財(昭和63年12月19日)






明治43年(1910)に建設された芝居小屋・八千代座。

八千代座は開業以来様々な興行を行い、山鹿に賑わいをもたらしたが、

昭和には映画館になり、テレビの普及により客足が減り閉館となりました。

人がいなくなった小屋は荒れ果て、屋根には穴が・・・

不要といわれた八千代座を救うために立ち上がったのが、老人たちと若者たちでした。

彼らは30年を超える復興活動を実施。

八千代座の国の重要文化財指定を受けて実施された「平成の大修理」を経て、

平成13年から現代の芝居小屋として活き続けています。









劇場内に一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくる極彩色の天井画の数々。








これらはすべて八千代座界隈にある商店の広告で、創建当初の資料をもとに再現したもの。



緞帳とスクリーンは250回も公演されている

「坂東玉三郎」さんが 寄贈したもの







独特のレトロな味わいを演出しています。この中には、なんと現在も八千代座の近くで商売を続けているお店もあるのだとか。





畳敷きの観覧席にも注目。1階は枡席と桟敷席







2階は桟敷席になっています。舞台に向かってゆるやかに下がる傾斜がついており、後方の席からでも見やすくなっています。




さらに枡席には床暖房まで完備。寒い季節でも、ほんのり暖かい畳に座って舞台を鑑賞することができます。





奈落の底



役者が床下からせり上がって登場するための「せり」の下部

6人でこの太い棒を押して 役者さんをせりあがらせる。









花道にある 「すっぽん」



花道まで ここは一人で役者さんを担ぎ上げる。




「すっぽん」の所で 歌いましたよ(笑)






歌舞伎役者さんの 楽屋







「玉三郎」さんも「市川海老蔵」さんも ここで準備される?






「花道」に向かう入り口の暖簾。



音入りで 勢いよく暖簾が上がると 役者さんが「花道」へ






ここから歌いながら出るのは勇気がいりますよ(笑)







歴史ある建物でシャンソンを歌う経験ができて 良かったです。








コメント (2)
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