ふとしたことから、またテンバのカメラバッグを使いだした。
P-211 を3個持っていて、その中でもレンガ色というのか、がお気に入りである。ほかに、グレイ、赤の3個を大昔、買ったっけ。小さなバッグで、カメラとレンズと、ほかにちっちゃな手帳や文庫本、下の横長の部分にはフィルムを数本入れていたっけ。フィルム、そう相当昔ですよね、ぼくは͡コダクロームが好きだったから、64のほうを数本。
そういえば、街で、奈良原一高氏をお見かけしたことがあって、奈良原氏も黒いP-211 をお使いになっていたっけなあ、すごい写真家で、恰好も良かったんだよね、あこがれました。( ご病気をされたと聞いたのが数年前、すっかりお元気になられたのでしょうか。)
とにかくテンバ、アメリカ製のコーデュラナイロン製のがっしりしたカメラバッグで、プロ用のものでした。211 は好んで使ったけれど、大きな奴ももちろん使いましたねえ。重いの・・・レンズやカメラやストロボも全部入るものとなると重いんですよ。そんなことで、昔使っていたテンバ、よくできているよねえ、全然へたっていないもの。20年以上経つんですよ。
今は、お気に入りのカメラバッグ、見つけられないですねえ、いろいろ出ているようだけれど。
カメラももちろんレンズも大事だけれど、それを入れて行動するカメラバッグって結構大事なんですね。もちろん完璧な防水、軽いし丈夫です。いろいろ使ってみたけれど、京都の一澤帆布店のバッグも何個も使ってみましたが、ぼくにはテンバが一番合っていたようです。TENBA、と書きます。
フォト・文 石郷岡まさを
ご病気が治られたのかなあと勝手に思って書きました…・大変失礼いたしました。
奈良原一高氏のご冥福をお祈り申し上げます。
カメラバグ・・・
嗚呼、本当に恥ずかしい。
失礼いたしました。