哀しい風景を見た。
美味しい和食を出す店が、突然閉店。
お店の前に、高級食器を並べて、どうぞお持ち帰りくださいという貼り紙が・・・。
お店の前に立ち寄る人がパラパラ数人いても、和食器を持ち帰ろうという人は少ない。
刺身の盛り合わせに使うのか、大皿が数枚、相当高級なものに違いない。でも持って帰るには大きくぼくには重すぎた。たぶん相当値も貼るんだろうな、哀しくってご主人も相当頑張っただろうに、突然のコロナ騒ぎである。
政府の消費喚起策は、どこか違ったのでは?
個人消費が、今の時代の景気を決定付ける要因だといわれて久しい。
お金に余裕のない人が使えないのは当然であろう、問題は超リッチな人が、消費をしてくれないと困ってしまう。
例えば、税金などで相当優遇されているのだろうから超リッチな人々は、街に出て、知らない人にもどんどんごちそうするなど、コロナ下で、もうドンドンお金を遣ってくれるとありがたい。
おお金持ちがケチでは、イカんでしょ。どんどんお金を遣うべきである、超富裕層は。
西洋では、食事代などのほかに、サービスに気に入った分だけチップをはずむという事もある。要はお金持ちの責務、お金をドンドン使いなさいという事である。
ところが日本でも超富裕層は税金などが不当に安くなった割には、資産を海外に移すなどして・・・そんな時代になったからダメになったのでは?
ドンドンお金に余裕のある人は使ってくださいな。
ところが実際に消費をしているのは多くの貧困層であるという矛盾。
何件も、お店を閉じましたという貼り紙をみたなあ。
全国のチェーン店のお店でも、突然閉じたりするのだ。
あっという間に、とんでもないことになりつつあるのでは?
街場から見た、ぼくの経済論は、結構当たっていると思いますが・・・
お金に余裕のある人は、どんどん消費していただきたい。
個人消費こそが決定的に重要なのだから。
それにはもう一度、国民全員にさっと、10万円。
そういう政策をあと数回やってほしいものだと、返す返すもお願いしたいものだなあと思いましたね。
フォト・文 石郷岡まさお