雨が続いてがっかり、憂鬱な日々を過ごしていたら、
今度は雨が上がって晴れの日が続き、寒さが体でしっかり感じられる日々となった。
これから冬の数か月、無事に生き抜いて行かれるだろうかと思ったりする。
ここは北国、冬はやっぱり心身とも緊張するのだねえ。
ところで、ぼくの朝は、散歩で出かける街中のカフェの一杯のコーヒーから始まる。
( ときに紅茶の日もあったりするが。)
あたたかい季節の頃は、コーヒーの冷めるのも気にならず、
とりあえずカフェでぼくがするいろんなこと・・・・・
それはとりもなおさず、パソコンを持って出た日にはPCを開き
本を持って出た日には本を開き、またたまにはノートを開いて何事か書いたり
其れに飽きたら、ケータイの音楽プレーヤーの音楽の中からその日の気分で
音楽を択び、ジャズやら演歌やら、時に自然の音だけでつくった音などを聴く。
雷の音、川の流れの音、希には水琴窟の、水がぽたぽた滴り落ちる音だけの音楽?も。
結構これが癒されるのですね。環境音楽の類・・・
家にいるときは映画をよく見る、不思議と映画館にはまったくいかなくなった。
これはと思うDVDを買ったぼくのお気に入りDVDコレクションを何度も見る。
散歩で外に出かけるときには映画はまず見ない。
そんなぼく的な毎日の散歩の合間に、季節はいつの間にか移り進んでいたらしい。
寒くなったなあ、そのことをあるちょいとしたことから気付きました。
コーヒーを、冷めないうちにすぐ飲んでしまうようになったのである。
料理のいただき方の基本として、温かいものは温かいうちに、
冷たいものは冷たいうちに、という基本があるとすれば・・・
夏の間は、コーヒーをだらだら1時間もかけて啜ったとしても何のことはない、
ぼくらしい、ゆっくりゆっくりの姿勢、それは生き方も散歩の速さも含めての話ではある。
それが一段と秋の深まりを感じ、ちょいと寒いなあと思うことが重なると、なぜか突然
途端に冷めたコーヒーは呑みたくなくなるのでありますねえ。
よく歌謡曲にあるような、冷めた珈琲とは、おお、コーヒーを珈琲と書くと、グンと雰囲気が
変わりますねえ、いや、実際の話、冷めた珈琲など美味くもなんともないのだと分かる。
やっぱり温かいものは温かいうちに愉しもうという事に気付かされるのも、
晩秋から冬に向かう今頃な訳なんですね。
何処からか、五輪真弓の歌が聞こえてくるようである、
ところで、五輪さんって、長いことフランスにいて、あまり売れなかった中で
日本の歌謡曲調の歌をつくったら、爆発的に売れた人なんですってね。
それはなんとなく分かるなあ。
名曲ですもんね。
さてカフェにも飽きたしそろそろ、毎日の日常、ぼくの仕事、写真散歩に
「お散歩」に出かけますか?

