歳末のお買い物も重くてかなわん、まして元日を除き、今日日、食べ物に植えて困ることはないのだから、そんなに値段も高くなる今頃に、急いで買い物をする必要もない、と分かってはいても、ついあれは必要だなうんこれも欲しい、と歳末のデパートの食品売り場は大賑わい。昨日だと思うけれども、お気に入りの皮の分厚い手袋をなくした、らしい。家に帰ってみてもない。
これがお財布などをなくしたらとてもこんな慌て方が全然違うと思いますねえ。
気に入った皮手袋で、あったかかったものだけれども仕方があるまい・・・
よく、日本では、財布を落としてもなぜか交番などに届けられていて、きわめて安全の上にも安心な国であるというけれども、手袋に名前など書いていないし、たぶんもうなしに思ったほうが良いだろう。
せめてお金を落としたわけではないと、己を慰めてみることが良い思考法かもしれない。しかしやっぱりあわただしい歳末に、どこかやっぱりぼくも慌てていたんだねえ。反省。
歳末、皆さんもどうかそういう事のないように、良いお年をお迎えくださいな。
ときに小さい失敗は、大きな大失敗を起こさぬためにも良いのかもしれないなあ・・・そんな、2020年歳末の個人的なミスを記してみました。
フォト・文 石郷岡まさお