最新のニュースを見て、嗚呼、悔しいなあ、そんな思いがいたしますのです。
20年も前からぼくは思っておりました、本当です。
きっと今に、おにぎりは売れると・・・
根拠は、健康ブームとファストフードの合体したものを思っていたのですね。
ハンバーガーでは当時から少々不満だったのでしょう。
ぼくの恩師は、お米と味噌が日本人の永いこと生き抜いてきた根拠であるというお考えの人でした。
甘い甘い清涼飲料水やインスタントラーメンなど多く食べる学生には、厳しく叱責されたと聞きました。これからの若者にはきびしくあってほしいとお思いだったのでしょう。
そのような考えは40年も前から知ってはいましたが、おにぎりが良いのではないかと思うようになったのは、忙しい現代の勤め人生活の中で、なんとなくご飯を中心にしたファストフードが良いのではないのかなあとぼんやり考えておったのです、が、ビジネスを立ち上げるほどの力も資金もなくそのままストップしておったのです。
その後、作家の野坂昭如氏が、たしか、おにぎりのチェーン店をやればきっと成功するだろうと。そして、ぼくもそう思いました。野坂氏は確か本当にそのプランを実行されるのではないかと思ったのです。
何より日本人の健康と、お米の消費が大幅に向上して大いに結構なことかとひとり喜んだほどでした。
でも、野坂氏はこのプランを実行されませんでした。
嗚呼。
そして、今日、ウェブのニュースで、ニューヨークで、日本のお米を使ったおにぎり店が大人気との情報を見て、嗚呼、やられたなあ、と思った次第。
今や、和食が大人気で、お寿司も大人気と聴きますが、健康にはおにぎりがぴったりでしょう。
ぼくもニューヨークで暮らした経験がありまして、その頃はベーグルが大好きでよく食べていましたっけ。
まったく世の中の動きって・・・
こんなことってあるんですね。
フォト・文 石郷岡まさお
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