だいぶ以前にでしたか、ぼくの個人的な好みで言えば、1980年代半ばのころ、ぼくも本をよく読んだが、まあ好きな作家という人々もいて、例えばですが、椎名誠氏の本は全部とは言わないが、恐れ多くてもちろん読んでない本も相当あると思われますが、でも個人的な印象で言えば、
5,6割の本を読んできたのではないかなあということを書きましたよねえ。
で、その時に、パソコンの周りに本があったんだけれど、なぜかブログを書くときに突然本が見えなくなって、・・・・・
で、夕べ偶然本が見つかりましてね、で、「気分はだぼだぼソース」という本なのですが、
なんとぼくが持っている本は、38刷なんで、あらためて、1980年代の出版界のモーレツなパワーをこれで思い出しましたので、是非書き留めておこうと。
今も実はぼくは本が好きなんですよ、好きなんだけれど、行っちゃあ悪いけれど、本屋さんに入って読みたいなあ、買いたいなあという本が少なすぎます、これ個人的な思い。
もちろん、80年代のぼくは仕事をバリバリしていましたし、財布にも若干今よりは余裕があったのだと思います。
この作家の本を作った編集者を実はぼくも知っているのですね。
なんとものすごい部数をはじき出していたんだなあと、いまさらながら作家の資質というよりも
その才能を引き出して書籍にして、何十万部も売っていたという、こんな時代に青春時代を生きられて本当によかったなあと思うのです。
ほんの一例ですが、「さらば国分寺書店のオババ」「かつおぶしの時代なのだ」「哀愁の町に霧が降るのだ」〈上・中・下〉こんな本を、当時読んできたのです。おもしろかったなあ。
で、ここで書きたいことは、実はぼくも知っている名編集者が、新人作家に要求したことは、例えば、「さらば国分寺・・・」という本の場合、若い人への読書のすすめを書いてほしいという依頼だったようなのですね。ううむ。そうであったのかあ、それは見事にそういう本になっているなあとあらためて作家よりも書かせる編集者の度量のものすごさに今更ながら驚いているのです。
とにかく何十万部と売れたのではないでしょうか、どの本も。
とにかく青年、婦女子が電車やバスの中で見る限り、まず本を読んでいない、みなスマフォですね、
そして高齢者の方々のほんの一部に、本を読んでいる方々がパラパラ見かけるという風に見えるんす。いったいこんなことで大丈夫なんでしょうか。
まあ、ぼくが心配してもなるようにしかならないのでしょうが・・・
つくずく、本が出版が元気だったころに生きられてよかったなあと思うしかありません。
いまでも、何か面白いものを探して、それぞれ楽しんでいるのだと思いますが・・・
漫画でも、写真でも…写真はどうなのかなあ、きっと元気な作品があるに違いないと思います。
で、多くの若者はそれに刺激されて、苦しい生活や仕事をホンに癒されて、生きているのに違いないのでしょうからそんなに嘆くことでもあるまいと思い直し・・・
しかし、1980年代半ばは、出版も元気そのものであったなあと懐かしくもそう思うのですね。
ちょっと本が出てまいりまして、第38刷にどかあんと仰天いたしまして、ちょっとは書き足して思うと思ったものです。
文・フォト 石郷岡まさを
5,6割の本を読んできたのではないかなあということを書きましたよねえ。
で、その時に、パソコンの周りに本があったんだけれど、なぜかブログを書くときに突然本が見えなくなって、・・・・・
で、夕べ偶然本が見つかりましてね、で、「気分はだぼだぼソース」という本なのですが、
なんとぼくが持っている本は、38刷なんで、あらためて、1980年代の出版界のモーレツなパワーをこれで思い出しましたので、是非書き留めておこうと。
今も実はぼくは本が好きなんですよ、好きなんだけれど、行っちゃあ悪いけれど、本屋さんに入って読みたいなあ、買いたいなあという本が少なすぎます、これ個人的な思い。
もちろん、80年代のぼくは仕事をバリバリしていましたし、財布にも若干今よりは余裕があったのだと思います。
この作家の本を作った編集者を実はぼくも知っているのですね。
なんとものすごい部数をはじき出していたんだなあと、いまさらながら作家の資質というよりも
その才能を引き出して書籍にして、何十万部も売っていたという、こんな時代に青春時代を生きられて本当によかったなあと思うのです。
ほんの一例ですが、「さらば国分寺書店のオババ」「かつおぶしの時代なのだ」「哀愁の町に霧が降るのだ」〈上・中・下〉こんな本を、当時読んできたのです。おもしろかったなあ。
で、ここで書きたいことは、実はぼくも知っている名編集者が、新人作家に要求したことは、例えば、「さらば国分寺・・・」という本の場合、若い人への読書のすすめを書いてほしいという依頼だったようなのですね。ううむ。そうであったのかあ、それは見事にそういう本になっているなあとあらためて作家よりも書かせる編集者の度量のものすごさに今更ながら驚いているのです。
とにかく何十万部と売れたのではないでしょうか、どの本も。
とにかく青年、婦女子が電車やバスの中で見る限り、まず本を読んでいない、みなスマフォですね、
そして高齢者の方々のほんの一部に、本を読んでいる方々がパラパラ見かけるという風に見えるんす。いったいこんなことで大丈夫なんでしょうか。
まあ、ぼくが心配してもなるようにしかならないのでしょうが・・・
つくずく、本が出版が元気だったころに生きられてよかったなあと思うしかありません。
いまでも、何か面白いものを探して、それぞれ楽しんでいるのだと思いますが・・・
漫画でも、写真でも…写真はどうなのかなあ、きっと元気な作品があるに違いないと思います。
で、多くの若者はそれに刺激されて、苦しい生活や仕事をホンに癒されて、生きているのに違いないのでしょうからそんなに嘆くことでもあるまいと思い直し・・・
しかし、1980年代半ばは、出版も元気そのものであったなあと懐かしくもそう思うのですね。
ちょっと本が出てまいりまして、第38刷にどかあんと仰天いたしまして、ちょっとは書き足して思うと思ったものです。
文・フォト 石郷岡まさを
全部が全部というわけじゃあないけれど、面白ければ、読者の共感を呼べば、20万部などざらであった、そんな時代がわずか30余年前にはあったのですよ。
信じられないほど、変わりましたよね。
そんな1980年代に、わが青春時代を生きられてホントによかった。感謝しております。
本を多くの人が読まない未来にはどんな世界が待っているのか、怖いとすら思います。まさか、本を読むことが罪になるなんて、ブラッドベリーの作品のような時代がやってくるのではなかろうね。
写真集だって、「シカゴシカゴ」石元泰博氏の名作や、同氏の、「飛んできた色紙」、そして「桂離宮」大好きな本がありました。奈良原一高氏のどの本も良かったですね。