何日ぶりでしょう、夏が戻ってまいりましたン。
よおく考えたら、7月に突入、夏真っ盛り。
で、写真を撮りに。
う有無、もっと感動的な青空のフォトを撮れないものかなあ。
ぼくの頭の中になんとなくある1点のフォト。
それは太平洋のど真ん中で撮った雲がぽか~んと浮かんだ、ただそれだけの写真でした。
でも、目の肥えた写真プロデュウサーには、うんこれは売れる、行けると思ったらしく、その大手のフォトエージェントの、ぼくも1度も会ったことがない力のある人はその1点だけを選んだと知らせてきましたっけ。( その関連する企業とぼくは写真の委託販売でお付き合いしていたわけなんですね。 )
それで、これからがこのエピソードに落ちがあることなんですが・・・
ぼくは選んで返ってきたポジフィルムを眺めながら、ふーん、O社ってこんな写真を選ぶのかぁ、等と思いながらフィルムを特に特別のファイルに入れることもなく、郵便の封筒に入れたまましまってしまい・・・それからなんとなく20年、・・・
どうやらそのポジフィルムの原板をなくしてしまったらしいと気が付いたのがここ数年前のこと。
本当に、フォトグラファーにとって真に大事なことって、管理することの大事さであって、自分の価値のあると他者に認められたフィルムほど、逆に言うと実は紛失してしまいやすいということなんですね。
くやしい、実に悔しいけれど、これこそ、詰まるところ、9割のごみの山のような写真などどうでもよいのです、他人が、特に目の肥えた人が選んだただ1点の写真で、一生まあまあ食えていけることもあるというのに、ぼくはものの管理がきちんとできていなかったなあ、ということなんですね。
今でもイメージはぼくの脳裏にしっかり生きておりますよ。
フォト・文 石郷岡まさを
( だから、ブログでもお見せできないというお粗末でした。 )
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